三半規管がブッ壊れる! 凶暴すぎる4DX映画『ボクソール』がヤバすぎる!! 白石晃士監督インタビュー

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■監督一押しのモンスターは?

――劇中にはさまざまなモンスターが出てくるようですが、監督のお気に入りはあるのでしょうか?

白石 やっぱり、メインビジュアルでも使用しているピエロですかね。ピエロでオカマっぽい仕草や笑い方をするキャラクターってあんまりいないと思うので、そのへんは面白いと思います。

――ちょっと米映画『マーダー・ライドショー』に似た要素もあるような?

白石 もともと、プロデューサーの方で、見世物小屋とかサーカス、遊園地的な楽しさを描きたいというのがありまして、そこからピエロという発想が出てきたんです。だから、ビジュアル的には共通する部分があると思います。でも、中身はまったく違いますよ!


■フルCG一切なし! リアルを追求して作り出されたモンスターたち

――本作は、フルCGを使われていないことも注目されていますね。

白石 フルCGを使わない理由は、まず予算的に無理なのと(笑)、単純にフルCGの効果を信じていない、絵に力がないと思っているからです。本作でも、合成はたくさん行っているのですが、本来は、合成すらない方がいいという考えです。巨大なものが出てくるなら、巨大なものを作ってそれを撮るのが一番迫力が出る。でも、それはできないから、物体自体は作って、それをデジタルで巨大化させるなど合成します。

ride0115-7.jpg巨大包帯女/包帯の内部からミミズの化け物が漏れ出す

――ミミズ状の物体が漏れ出すモンスター「巨大包帯女」が出てきますが、そのミミズなども実際のミミズを使用されたということですね?

白石 そうですね。ミミズといいますか、イソメといわれる海釣りの餌をたくさん使っているのですが、そういうものの動きはやっぱりCGでは作り出せないんです。フルCGの生き物の動きには、何かが微妙に抜け落ちていて、迫力が感じられないんです。見てくれは本物なのに、無意識レベルでは作り物だということがすぐにバレてしまう。つまり、フルCGはまだ本物だと思わせる域に達していないと思うんです。だって、本物のイソメは本当に思ってもみない動きをしますからね。もちろん、撮影後は海に返しましたが。

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