「雅子さまバッシングと菊タブー」皇室報道のパイオニア・花田紀凱が語る! ~康芳夫対談~

【元「週刊文春」編集長、月刊「WiLL」編集長の花田紀凱VS国際暗黒プロデューサー・康芳夫! 暴走老人対談企画 第四弾】

★康芳夫&花田紀凱対談まとめはコチラ

『週刊文春』の編集長時代には、美智子妃殿下を失語症にまで追い込んだと言われる編集者・花田紀凱。時として挑発的すぎるそのジャーナリスト魂は、売り上げという利益と同じように、《出版社にとっては必要なもの》なのだという。そんな信念の元に現在も『WiLL』誌上で皇室報道を続ける花田紀凱に、“全世界を睥睨するスフィンクス”康芳夫からは、最新の“菊タブー”案件が用意されていた。

「雅子さまバッシングと菊タブー」皇室報道のパイオニア・花田紀凱が語る! ~康芳夫対談~の画像1画像は、左から康氏、花田氏


■花田紀凱が「死ぬまでに見ておきたい」3つの社会

康芳夫(以下、康)「いやあ、しかし『今の週刊文春』を見てるとね、ナベツネのクビを獲ってまた銃弾でも撃ち込まれないだろうねえ(笑)」

花田紀凱(以下、花)「どうなるんでしょうねえ。僕もいつまでできるかわからないけど、まだ編集者やってるじゃないですか。それで、“ナベツネさんの死んだ時の読売新聞”と“池田大作が死んだ時の創価学会”、あとは“中国共産党が倒れた時の中国”、これだけは見たいなあと思ってます。だけど、池田大作さんはボケちゃってるって話もあるよね」

――中国共産党の失墜も楽しみだ、と。

「ああいう大きな組織が崩壊した時には、いろんな資料が出てくるんですよ。ソ連崩壊のときは、日本共産党の野坂参三っていって、当時もう100歳を超えてた男が、ソ連とのダブルスパイだってことがわかったんですよ。野坂は102歳でクビ。だから中国も崩壊すればけっこうおもしろいのが出てくるんじゃないかと思ってますよね」

「花ちゃんは、かつて創価学会も徹底的にやっつけたわけだが」

「いやいや、そんなことない(笑)。康さんは自分で創魂出版っていうのを作って『池田大作を裁く』(佐藤正晃著/1970年)って本を出してたじゃないですか」

「まあそんなことはどうでもいいんだ(笑)。当時は花ちゃんと上にいた堤がコンビネーションプレイで、大きな目的を持ってやってたわけだよね。今の編集陣にそんなことができるかどうかはわからないけど」

「確かに、堤さんは徹底的に創価学会(の記事)をやっていましたからね」

「それこそもう、池田大作の首が飛ぶくらいの勢いでね。今の『週刊文春』はSMAP、ベッキー、清原くんときているけど、どういう方向にいくつもりなのかねえ?」


■今の文春は「親しき仲にもスキャンダル」

「新谷くん(現在の「週刊文春」編集長)は自分で“親しき仲にもスキャンダル”って言ってるけど、僕ら編集者はやっぱり人間関係で仕事してるから、たとえば康さんと女優にスキャンダルなんかあったら、やっぱり書きにくいじゃない? でも、人間関係がないといろんな情報とれないから、幅広くしないといけない。だけど人間関係を広くすればするほど、書けないことが増えてくるとも言えるの。でも新谷は、“親しき仲にもスキャンダル”。“どんなに親しくても、やる時はやりますよ”ってことですよね」

「なるほどねえ」

「この前ね、暮れにね、新谷から“緊急だ”って電話があったの。伝言残ってたからね。“あれ、やばいな、これなんか俺握られたかな?”って思いましたよ(笑)」

「はっはっは」

「でもそれは彼が“突然休職を命じられました”って相談だったんですけどね」


関連キーワード:, ,

人気連載

danger
イタコ、霊媒、エロ祈祷…エログロナンセンスな超常現象ドキュメンタリー『恐怖・怪奇・悪霊 超常現象の世界』とは?

イタコ、霊媒、エロ祈祷…エログロナンセンスな超常現象ドキュメンタリー『恐怖・怪奇・悪霊 超常現象の世界』とは?

※こちらは2020年の記事の再掲です。 ――絶滅映像作品の収集に命を懸ける男・...

2024.02.27 08:00奇妙
青酸カリで人を殺すのは意外と難しい。推理小説のトリックは概ね間違いだった!?

青酸カリで人を殺すのは意外と難しい。推理小説のトリックは概ね間違いだった!?

【ヘルドクター・クラレの毒薬の手帳 第1回、青酸カリ/後編】  ※本記事は2...

2024.02.07 08:00科学
【毒薬の手帳】ググっても出てこない、青酸カリの本当の話

【毒薬の手帳】ググっても出てこない、青酸カリの本当の話

本記事は2015年に掲載された記事の再掲です。 【ヘルドクター・クラレの毒薬の...

2024.02.06 08:00科学
九州地方で正月に行われていた飲尿儀式の伝統があった!?

九州地方で正月に行われていた飲尿儀式の伝統があった!?

※本記事は2018年の記事の再掲です。 【日本奇習紀行シリーズ】 九州地方 ...

2023.12.30 08:00奇妙
龍のパワーを秘めた文字、「左回り」のエネルギーを得られる輪…今最強の波動グッズ3選

龍のパワーを秘めた文字、「左回り」のエネルギーを得られる輪…今最強の波動グッズ3選

不思議ジャーナリスト・広瀬学が渋谷クロスFMのラジオ番組のレギュラー出演者にな...

2024.03.19 16:30スピリチュアル

「雅子さまバッシングと菊タブー」皇室報道のパイオニア・花田紀凱が語る! ~康芳夫対談~のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

トカナ TOCANA公式チャンネル

UFO・宇宙人最新記事

UFOはすべて“USO”だった!?

UFO・宇宙人

エイリアンに精子を盗まれた男

UFO・宇宙人

“機密扱いのUFO映像”が公開中!

UFO・宇宙人