【人類滅亡】聖書の預言と最新天文学が完全に一致! 恐るべき終末の光景とは?
■預言者エズラと天使ウリエルのやり取り
今から約2500年前のことだ。当時、イスラエルはアケメネス朝ペルシアの属領だった。預言者エズラは、神に仕えてきた祖国がひどく荒廃しているのに対して、異教徒の都であるバビロンが大繁栄している様子を見て、激しく動揺する。なにしろ、イスラエルの神殿にあった金銀財宝はすべてバビロンに持ち去られたのだ。そして、物凄く理不尽だという思いに駆られて、思わず神に向かって「なぜですか?」と問いただした。
すると、神から「天使ウリエル」が遣わされ、いきなりこんな無理難題を吹っかけた。
「炎の重さを量り、風の大きさを計り、過ぎ去った日を取り戻してみよ」
もちろん、人間にそんなことができるわけがない。ウリエルは言った。「火と風と過ごした日々といえば生涯自分に関わることだが、おまえはそれさえ知ることができないではないか。そんなおまえ程度の力量で、どうして神と不滅のものを理解できようか?」と。
要するに、神のはかりごとは人間のレベルでは推し量れない、という意味である。
だが、エズラはなおも食い下がった。「なぜイスラエルは異邦人のものになったのですか、なぜ神を恐れぬ輩に渡されたのですか?」と。そこでウリエルは「もしおまえが生き永らえるなら、世はたちまち過ぎ去り、蒔かれた種がいずれ刈り取られる光景を見ることができるだろうが、今は蒔かれた悪の摘み取りがまだなのだ」という内容の返事をした。
すると、エズラはまたしても食い下がった。「それはいつ、どのようにしてですか?」と。
だが、ウリエルも次のように諭した。「神を差し置いて心をせかせるな。かの大天使エレミエルも『予定された升目が満たされるまで神は動ずることも焦られることもない』と答えているではないか。いすれおまえが見たいと望んでいることが示されるだろう」と。
だが、待ちきれないエズラは次のように畳み掛けた。
「これから迎える時は、過ぎ去った時よりも長いのですか、それとも大半の時はもう過ぎ去ったのですか? なぜなら、私は未来のことは何も知らないからです」
これに対してウリエルは、「終末のしるし」についてならある程度のことは明かすことができるとして、次のような恐ろしい未来を語って聞かせたのである。
■天使ウリエルが語った終末の内容とは?
「(略)突如として夜中に太陽が輝き、真昼に月が照る。その上、木から血が滴り落ち、石が声を発し、人々は恐慌を来し、星は軌道を脱するだろう。そして、地に住む人の望まぬ人物が支配するようになり、鳥さえもみな渡り去るだろう。ソドムの海は魚を吐き出し、夜にはえたいの知れぬ妖怪が声を発し、すべての人がその声を耳にする。」(旧約聖書外典「エズラ記(ラテン語)」(5:4~7))
■終わりの日はすぐそこか?
エズラとウリエルのやり取りはこの後も続くが、いったんはここで区切ろう。
さて、この言葉は長年にわたり「意味不明なたわ言」とか「古代人の妄想」だと見なされて来た。ところが、近年の天文観測で、どうやらオリオン座の左上に位置するベテルギウスが近い将来、超新星爆発を起こしそうだということが分かってきた。そして、科学者が膨大な計算をしてシミュレーションしたところ、なんと天使ウリエルの言葉通りの光景が現出することが明らかになってきたのである。それが以下だ。
ちなみにだが、ネイティブ・アメリカンのポピ族にも、現代は「四番目の時代」であり、「青い星」が天に現れるとき、浄化の日が始まり、第五番目の世界が到来するという言い伝えがある。しかも、浄化の日の九つの兆候のうち、八つはすでに実現しており、あとは青い星の出現を残すのみとも言われている。
実は「エズラ記」も、終末の時には少数の人々が危険を免れて生き残り、「永遠の昔から聖別された神の地と領域」において、新たな「不死の時代」が始まるとしている。
さて、エズラが断食する度に、神とその天使は、さらなるこの世の秘密を明かしていった。そしていよいよ第七の幻において、神みずから次のようにエズラに語った。
「この世は十二の時期に分かれ、すでに九つの時期と、さらに第十の時期の半分が過ぎている。残っているのは、第十の時期の半分と、あと二つの時期だけである」(同「エズラ記(ラテン語)」(14:11~12))
一説によると、この一時期は「千年」ともいう。とすると、エズラが啓示を受けたのは今から約2500年前のことだから……。
(『神々の予定表』著者/元と学会・予言研究歴30年の超常分野研究家山田高明)
*編集部
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2024.10.02 20:00心霊【人類滅亡】聖書の預言と最新天文学が完全に一致! 恐るべき終末の光景とは?のページです。人類滅亡、神々の予定表などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで