【緊急地震予言】本当に警戒すべきは5月? 日米で歴史的な巨大地震が来る可能性【ノストラダムス解読】
【予言解説】
●5月の大地震
解説したい。この冒頭の「太陽は金牛宮の二十度」とは、占星術的には5月を指すという。だから、どちらの詩も同じ「5月の大地震」を表していると思われる。
あのノストラダムスが念を押すように二度も載せたということは、なにかよほどの出来事に違いない。それだけ世界史的な意味を持つと考えられる。ヒントは「満員の大劇場が崩れる」という一節だ。これは大都市の情景と考えられる。空や大地が「暗く、混濁」してしまうのは、それだけ大量の粉塵や黒煙が発生するからだろう。恐ろしい話だが、ある都市が酷く破壊され、それがキッカケとなって全世界に悪影響を及ぼすらしい。
●先進国で起きる
これを今日のフレームで考えてみると、世界(経済)への影響力の大きい国が候補として浮上してくる。すると、真っ先に思い浮かぶのが日米である。
実は、アメリカ西海岸では、M9クラスの巨大地震が迫っている。この地域を南北に縦断するサンアンドレアス断層はなんと1300km――東日本大震災をゆうに超える――にわたるという。そして近年、全米の学者たちが次々と警鐘を鳴らし始めている。
同様に、日本でも関東大震災や南海トラフ地震などの発生が懸念されていることは皆さんもご存知の通りである。
私的には、どうも日本の大震災を予言しているような気がしてならない。日本人のノストラダムス研究家は、とにかく日本とこじつけたがる傾向があるが、実際には、ノストラダムスは欧米と中東以外の地域については、ほとんど関心がなかったと思われる。
●キリスト教以外の国で?
しかし、この詩にはあるヒントが隠されている。それが「不信心者が神や聖人たちに祈るだろう」という一節だ。この「不信心者」が“異教徒”を表しているとしたらどうか。これに「近未来に大地震の発生が予想されている地域」と「その際の世界への悪影響」という二つの要素を勘案すると、条件的にはかなり絞り込まれてくる。
仮にこの「5月の予言」が日本の大震災を表しているとすると、おそらく欧米にも悪影響を及ぼすような、世界史的な出来事となる可能性が高い。たとえば、「世界恐慌のキッカケになる」という具合に。いわば、日本の大震災が「世界経済の心臓発作」を引き起こすわけだ。仮に関東大震災や南海トラフ地震が起きれば、その可能性は十分にある。
あるいは、日米の地震が連続することを予言しているのかもしれない。つまり、同じ5月の予言でも、実際には別個の出来事を指しているというわけだ。それとも、意外に中国を表しているのかもしれない。“異教徒”といえば、彼らもそうだからだ。
●フランスで雹が降ったら起きる
しかも、これは強調しておきたいが、「5月」といっても、予言詩からはいつの5月かまでは分からない。よって、発生は来年かもしれないし、もっと未来かもしれない。ただし、詩にあるように、ノストラダムスは未来の人々のために、わざわざ重要なヒントを書き残してくれている。それがフランスのアノネー(Annonay)で卵大の雹(ひょう)が降るとの一節だ。調べてみると、そういう雹はしばしば世界各地で降っていることが分かった。
詩からは、それが出来事の前か、それとも最中かは、判然としない。仮に、まだ何も起きていないうちにアノネーで卵大の雹が降ったら、俗に言う「フラグが立った」と考えていいと思う。予兆を真剣に受け止め、備蓄を強化するなどの対策を全力で取ってほしい。もしかすると、ノストラダムスがあなたの命の恩人になるかもしれない。
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2024.10.02 20:00心霊【緊急地震予言】本当に警戒すべきは5月? 日米で歴史的な巨大地震が来る可能性【ノストラダムス解読】のページです。ノストラダムス、予知、地震、神々の予定表などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで