5年前では絶対に撮影不可能だった5枚の写真! デジタル革命最前線

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 カメラ情報サイト「PetaPixel」で、「5年前では絶対に撮影不可能だった5枚の写真」という話題が取り上げられたので、デジタルカメラに詳しい筆者が独自に解説していこうと思う。

 この地球上で初めて写真が撮られたのは1826年、フランス人のニセフォール・ニエプスが自室からの景色を撮影したものだといわれている。「ル・グラの自宅窓からの眺め」と題された一枚の写真を撮るのにかかった時間はなんと8時間。それから190年、今ではiPhoneをはじめスマート・フォンで手軽に写真が撮れる時代になり、デジタル技術の革新には目を見張るものがある。

 当初は非常に高価で画質も悪かったデジタルカメラ(以後デジカメ)であるが、プロカメラマンにデジカメが普及するきっかけとなった2003年発売のキヤノンのEOS10Dを皮切りにさまざまな製品が発表されてきた。特にここ5年、次々と新しい技術を搭載したデジカメが発売され、Photoshopをはじめとしたソフトウェアと相まって、少し前なら到底不可能と思われたことも次々に現実のものとなっている。

■超高感度撮影

photohavent6Photo by Vincent Laforet。画像は、「PetaPixel」より

 それまでのデジカメ、もしくはフィルムカメラで日没後の空撮写真を綺麗に撮ることはほぼ不可能だった。フィルムの感度を表す「ISO」が高い数値ほど暗所でも早いシャッタースピードが切れるが、その分画質は劣化してしまう。空撮では動いているヘリからの撮影なので、ある程度高速のシャッタースピードでないとぶれてしまうのだ。以前フジフィルムより発売されていた「スーパープレスト」はISO1600のモノクロフィルムで、現像時に増感技法を用いることでISO3200以上で撮影することもできたが、その代償に「ザラザラ」した絵しか撮れなかった。ところが昨年発売されたSONYのミラーレスデジカメ「α7S II」は最高感度ISO409600と、銀塩(フィルム)時代から写真をやっていた身としてはもはや天文学的数字をたたきだしている。

photohavent7.jpg画像は、「Canon公式サイト」より

 かつて1966年から発売され、庶民に根強い人気を誇った「ヤシカエレクトロ」シリーズは、「ろうそく1本の光でも写る」がキャッチコピーであったが、もはや肉眼で捉えられない暗闇ですら手持ちでの撮影が可能になってしまったのだから、もう驚愕という言葉を通り越している。今回紹介している夜景写真は、Vincent Laforet氏がキヤノンのフラッグシップ機「EOS-1D X」で撮影したもので、撮影データは「f2.0 1/1600」。高画質を保ったままここまで美しい夜景をヘリコプターから撮影することは今の技術だから可能なことなのだ。もうじきこの後継機「EOS-1D X Mark II」が発売され、デジカメ業界の新製品ラッシュは今後も終わりそうにない。

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1:ブッサク男はワザワザカメラを買うんだ(笑) 2016年4月30日 20:45 | 返信

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