5年前では絶対に撮影不可能だった5枚の写真! デジタル革命最前線
■撮影後にピント位置が調整できるカメラ
オートフォーカスのカメラでもピンぼけ写真になってしまったという経験は誰にでもあるはず。ところが昨年Light社より発表された「Light L16」は、16個のカメラモジュールを搭載することによって撮影後にピントの位置を自由に変えることができるという驚異のカメラなのだ。撮影時手前の花にピントを合わせて撮影しても、後で背景にピントがあった写真に変更することだって朝飯前なのだ。
カメラ前面に16個のレンズが並んでいるデザインはクールかどうか意見の分かれそうなところだが、一回のシャッターによって10個の異なる焦点距離のレンズが同時にデータを記録し、それらを合成することによって最大5200万画素の写真データを作り出すという仕組みだ。データ内に複数の焦点距離で撮影したオリジナルデータが保存されることにより、撮影後でもタッチ操作によって簡単にピント位置やピントの深さも変更できる。また4K動画撮影にも対応しており、まさにデジタル革命というにふさわしいカメラだ。
ピント位置が撮影後に変更できるカメラは米「Lytro社」よりすでに発売されているが、こちらは「Light L16」とはまったく違った方式を採用している。「Light L16」はレンズが前面に出ることもなくサイズもiPhone6とほぼ同等と非常にコンパクトなのも特徴だ。発売は今夏を予定しており、気になる価格は1,299ドルとのことで注目のデジカメである。
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2024.10.02 20:00心霊5年前では絶対に撮影不可能だった5枚の写真! デジタル革命最前線のページです。アナザー茂、進化、デジカメなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで