世界の文明と繁栄は宇宙からもたらされた? エイリアンが描かれた洞窟壁画とペトログリフ5選
古代の人々は、世界中でペトログリフ(岩などの壁面彫刻)や洞窟壁画を残してきた。それらの中には、明らかに人間とは異なる特徴を具えた姿や、当時あるはずのない物体を描いたものが存在する。
現代を生きる私たちが、“そこに何が描かれているのか”を知るためには研究の進展を待たなければならないが、想像することは自由だ。今回は、地球外生命体としか思えない生物が描かれたペトログリフと洞窟壁画を5つ紹介しよう。
■ワンジナの洞窟壁画
ワンジナの洞窟壁画が、オーストラリアのキンバリー州で発見されたのは1838年のこと。この壁画には、黒く巨大な目と青白い顔、口のない生物が描かれており、最大で6メートルにもなる。「古代のピカソ」とも呼ばれる謎多きアートは、研究者たちの間で“いつ描かれたものか”が議論の対象となり、一部では10万年以上前(!)に描かれたとの推測もある。
オーストラリアの先住民族・アボリジニは、この壁画に描かれた謎の生物を“ワンジナ”と呼ぶ。ワンジナとは、“雲の精霊”という意味だ。アボリジニの間では、「空から来たワンジナが世界中の文明と繁栄をもたらした」と伝えられている。
■1万年前にインドで描かれた洞窟壁画
2014年にインドのチャッティースガル州で発見された、約1万年前に描かれたとみられる壁画には、顔が小さく、手足と首が長いエイリアンのような生物と、円盤型のUFOのようなものが描かれている。その中には、武器のようなものを手にしていたり、宇宙服のようなものを着た生物も存在する。
インドの考古学者の1人は、「古代の人々は1万年前から、地球に住む人類だけでなく宇宙に別の生命体がいると知っていたようだ」と語る。特に不思議なのは、この壁画が1万年前に描かれたとは思えないほど色褪せず、現在も美しさを保っていることだ。
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