舛添要一は辞任していなかったら死んでいた? 復活の鍵は“西”にあり!!【サイキック解説】
【3】西に行く
昔から迷ったら西に行けという教えがある。西に星がありと書いて「醒」。人は西で「覚醒」するといわれているのだ。ちなみに、英語の「GO WEST」いう言葉にもこの意味合いがあるとか。とにかく、西には迷いからの出口があるとされている。
しかし彼には、どうせならただ西に行くのではなく、禊として西口プロレスへの出場を勧めたい。
お笑いプロレスの枠を大きく超え独自のエンターテイメントとしての地位を確立した西口プロレスの長い歴史の中でも人々のそして私自身の記憶に残る試合がある。2014年5月27日新宿FACEで行われた西口プロレスの興行に、芸人の三又又三さんが三又軍として参戦した試合がそれだ。
山本リンダの「狙いうち」のテーマで三又ダンスを踊りながら入場してきた三又さんは、試合がはじまるや否やボコボコにされる。だが、足元がふらつきながらも「狙いうち」のテーマがかかると彼はまた三又ダンスを踊り、そしてまた踊った後ボコボコにされる。
我々の予想を遥かに超えるほどボコボコにされ続け、そしてまた踊り続ける三又さんの姿は、自ら磔になり、己のそして人々の罪までを背負って償うかのようであった。はじめ笑いに包まれていた会場だったが、次第にその滑稽さ、哀しさ、覚悟に心を撃たれ、涙するものまで現れ、最後には会場全体が大きなカタルシスに包まれた。その試合をテレビで見た大竹まことさんも「何に感動しているのか自分でもわからないけれど感動した」と自らのラジオで語り、試合を見て涙したという。
政治という魔窟の世界に迷い込んだ舛添さんの脱出口、西の出口はまさにこの西口プロレスであると私は思う。パンツ一丁で、贖罪として自らリングで磔になり、笑われ、打たれることで、今回怒った人々の鬱積は晴れ、やがて最後には浄化されるだろう。
彼の本気の覚悟、やられっぷりによっては人々から拍手、声援の声が飛ぶかもしれない。
「また頑張れよ」と。
そのプラスの念をもらえるかどうかは全て彼自身の決意にかかっている。
都庁の高みから人々を見下ろしていた舛添氏よ。あなたは新宿FACEでひたすらにやられ続け観客を涙させた芸人三又又三に勝てますか!? 痛みを超えた先には希望がある。一度死に、都庁の高みから降りた今あなたが再生のため向かうべき地は西口プロレスのリングである。
リングの上でハッキリと一度死にそして甦るのだ!!
そして新たに覚醒した時、あなたの魅力は必ず「増すぞえ」。
■芸人・キック
1979年11月13日生まれ東京都出身。2005年デビュー。ムエタイ漫談のネタでNTV『エンタの神様』等に出演。近年ではサイキック芸人としてバラエティ番組に出演中。趣味は、オカルト研究、夢日記をつける、温泉巡り(温泉ソムリエの資格あり)野球、ゴルフ、空手、キックボクシング、食べ歩き。特技は、ハイテンションタロット占い、ダウジング、負けないじゃんけん!
【レギュラー番組】
Youtubeチャンネル「キックのすべて」
ニコジョッキー「キックのサイキックチャンネル」
【ブログ】→http://ameblo.jp/kickhoshi/
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