1300万円の巨大キノコ、15キロのエビフライ…写真史上最も変わったレンズ5選!
スマート・フォンが当たり前のように浸透し、誰もが気付かぬうちに写真に触れる機会が増えたのではなかろうか。特に、iPhone6sの画質は本当によくできている。4K動画に関しては条件があえば何十万の一眼ムービーと張り合えるレベルにある。
逆に、過去に発売された中古カメラを首からぶらさげている光景もよく見かけるようになった。
カメラのボディー以上に、今まで生産されてきたレンズは古今東西様々なものがある。冷戦時代製造された旧ソメーカーによる「カールツァイス」等のコピーレンズや、かのニコンで生産された伝説の極超高解像度レンズ「ウルトラマイクロニッコール」……挙げればきりがない。
今回は、フォトマガジン「PetaPixel」が写真史上最もユニークなレンズ11本をセレクトしているので、その中でも特に変わったものを紹介したいと思う。レンズ沼に落ちるかいなかはアナタ次第である!
■巨大怪物レンズ Carl Zeiss Apo Sonnar T* 1700mm F4
まさにモンスターレンズ!もはや凶器! ぱっと見、カメラがついていることも分からないほどだ。これは、2006年に写真・イメージング分野における世界最大の見本市「フォトキナ」において発表されたハッセルブラッド用のカールツァイス超・超望遠レンズである。焦点距離1700ミリ、一般的な35ミリ換算でおよそ930ミリで野生動物を撮影するための専用レンズで、その重さはなんと255kg!!こんなモンスターレンズを買う人がいるのかはわからないが民生用のレンズとしては世界最大の化物だ。
ちなみに白い鏡胴の後ろにちょこんと付いているのが本体のカメラ、ハッセルブラッド。これだけだとさっぱり大きさのイメージがつかないので、エルヴィス・コステロがハッセルブラッドを構えたジャケット写真で有名なアルバム「This Years Model」がこちら。このハッセルブラッドの大きさからみて、このモンスターレンズは間違いなしに1人では扱えない化物レンズであることは明らかだ。
普通、超望遠レンズは望遠鏡のようなミラー式が採用されるのだが、これは通常の屈折式レンズ。AFサーボ機能も搭載されハッセルのモテるハイテク技術が惜しみなくつぎ込まれている。気になるのはプライスだが、そっちもモンスター級なのは聞くまでもなかろう。
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2024.10.02 20:00心霊1300万円の巨大キノコ、15キロのエビフライ…写真史上最も変わったレンズ5選!のページです。アナザー茂、カメラ、レンズなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで