「コードネームはトライゴンだった」CIAの“ママさんスパイ”が過去の驚愕ミッションを暴露!

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 セクシーな美女が、持ち前の美貌と魅惑のボディを武器に敵国の政府高官から機密情報を盗み出す……。などと、女スパイといえばスパイアクションものの花形ではあるが、実際の女性スパイは007やゴルゴ13の世界とは違うのだろうと、なんとなく感じている人も多いのではないかと思う。イギリスの「Daily Mail」紙のレポートによれば、1970年代、まさに冷戦時代の真っ最中に、かつてのソビエト連邦の首都モスクワに潜入していたCIAの女性スパイが、その過去を暴露したとのことである。


2yearmissioninmoscow1.JPGCIA時代のマーサ・ピーターソンさん 「Daily Mail」の記事より


■米ソ冷戦時代、CIA初の女性スパイとしてモスクワに潜入

 マーサ・ピーターソンさんは、1975年にCIAでロシア語と監視技術の訓練を積んだ後に、モスクワにおける初の女性スパイとして2年間の駐在任務につくことになった。任務は、コードネーム「トライゴン」と呼ばれる、ラテンアメリカでリクルートされたソビエト外交官との機密文書の受け渡しであった。

 ミズーリ州のカンザスシティで生まれ、コネチカット州で育ったマーサは、ドルー大学に進学、そこで最初の夫であるジョンと出会った。ジャーナリストを目指していたジョンは1967年に大学を卒業後、キャリアのために戦闘経験を積もうと、軍に入隊する。

 1969年に2人は結婚するが、ジョンが軍とCIAの共同オペレーションに参加することが決定。1971年に2人でラオスに引っ越しをすることとなる。しかし、残念なことに夫のジョンは任務中のヘリコプター事故によって亡くなってしまったのだ。そしてマーサは夫の死亡後にCIAに入局し、女性スパイとしての訓練を受けることとなった

 訓練後に、CIA初の女性スパイとしてモスクワに潜入滞在し、2年間の機密文書の授受という任務につくことになった。スパイ活動のパートナーは、CIAのエージェントで、コードネーム「トライゴン」と呼ばれるソビエト外交官アレクサンドル・ディミトリビッチ・オゴロディニク。最終的には、チェコの2重スパイの裏切りによってマーサ自身も逮捕されてしまうことになる。「StarNews」紙にマーサは「私は2度とモスクワに戻ることができない。しかし、モスクワからアメリカに戻った後も、CIAで働き続けている」と語っている。

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