逮捕された「アフガンの少女(ナショジオ)」の現在の姿に世界が衝撃! 32年間で別人のように超絶劣化していた!
「アフガンの少女」――それは米誌『ナショナル・ジオグラフィック』で、もっとも有名な表紙写真だ。あなたもきっと、どこかで一度は目にしたことがあるだろう。内面の純粋さと強い意志が滲み出たような鋭い眼差し、そしてボロボロのスカーフや褐色の肌とのコントラストが、見る人に強烈な印象を残し、難民の苦境を世界に訴えかけた。写真家のスティーブ・マッカリー氏が、1984年にパキスタンの難民キャンプで、シャーバート・グーラーさん(当時12歳)を撮影したものだ。
しかし今月26日、その「アフガンの少女」がパキスタンで逮捕されてしまったという衝撃的なニュースが届いた。AFP通信の報道などによると、シャーバートさんは不正な身分証明書でパキスタンの住民登録システムを巧みに回避して生活していたようだ。不正に関与した疑いのある人物3人は、現在行方をくらませていると見られている。今後シャーバートさんが有罪となった場合、最高で14年の禁固刑が言い渡される見込みだという。
あの純粋な眼差しで世界の人々の心を動かした少女が、犯罪に手を染めていた――それだけでも十分に衝撃的な話だが、さらに驚くべきは現在の彼女の姿だった。パキスタンのペシャワールで公判を待つシャーバートさんの姿を捉えた写真が公開されたが、そこにいる女性の顔に、もはや過去の面影はまったく感じられないばかりか、別人のような超絶劣化ぶり。あまりの変わりように、再び世界に戦慄が走っているのだ。
現在44歳になると思しきシャーバートさんだが、彼女の表情はやつれ、完全に輝きを失った瞳はどんよりと濁り、まるで死んだ魚のよう。世界中の人々の心を動かした純粋さは、見る影もなく消え去っている。「アフガンの少女」は、いまや完全に「アフガンの違法おばさん」に成り下がってしまった。まるで久しぶりに再会した昔の恋人が、過去とは別人のように変わってしまい、美しい思い出が(悪い意味で)更新されてしまった時のような、裏切られた気持ちを抱く人々もネットユーザーにはいるようだ。
いったい、シャーバードさんはどんな32年を送ってきたのか? 彼女の衝撃的な変貌は、私たちにまた新たな“難民問題”を突きつけたと言えるのかもしれない。たとえ一卵性双生児でも、生きてきた環境が異なると顔がどんどんと違うものになるという報告もあるが、やはり彼女は想像もできないほど波乱万丈な半生を送ってきたのだろうか?
(編集部)
参考:「The Daily Mail」、「AFP BB NEWS」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊逮捕された「アフガンの少女(ナショジオ)」の現在の姿に世界が衝撃! 32年間で別人のように超絶劣化していた!のページです。犯罪、劣化、アフガニスタン、パキスタン、少女、難民などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで