大学教授が234の惑星から「謎のシグナル」キャッチ! ホーキング博士は塩対応=カナダ
■ホーキング博士も注目
「車椅子の天才物理学者」ことスティーヴン・ホーキング博士らによって今年から活動を開始している史上最大規模の地球外知的生命体探査プロジェクト「Breakthrough Listen」が、今回の発表に対して反応を表明している。
同組織は「途方もない主張には、途方もない証拠が必要である」とし、これらのシグナルが地球外知的生命体の存在を示す物証だと捉えるのは性急であるとしながらも、詳細な調査が必要であることを指摘しているのだ。そして現在活動中の国際プロジェクトであるSETI(地球外知的生命体探査)の施設を使った本格的な調査を提案している。
もしこれらのシグナルの発信元のどれかが地球外知的生命体のものであるとすれば、先方は我々地球人の存在に気づいているのかどうかという点も重要な問題になるだろう。すなわち、それらの星に向かってこちらからも何らかのアクションを起こすべきなのかどうかという話になってくるからだ。
しかしホーキング博士はこれまでも再三にわたって、決してこちらからメッセージを発するべきでないと力説している。ホーキング博士によれば、まずはこちらが地球外文明を先に見つけることが最優先であるということで、下手に接触すれば人類の滅亡さえ引き起こしかねないと警告を発している。「Breakthrough Listen」の活動も地球ぐるみでこの意識付けを徹底させる狙いもあるようだ。いずれにしてもさらなる調査が求められており、今後の研究の進展がきわめて興味深い。
(文=仲田しんじ)
参考:「RT」ほか
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