イタリア中部地震は「CERN」の仕業だった!? 実験装置と震源地がピッタリ一致、日本も危険か?
今年8月、イタリア中部を襲った「イタリア中部地震」(マグニチュード6.2)。死者298人を出した痛ましい大災害だったが、天災はどうしても起こってしまうもの。防御策を講じるより手立てはない……が、実は人災だったのではないかという噂が実しやかに流れている。なんと、「CERN(欧州原子核研究機構)」が地震を引き起こした可能性があるというのだ!
CERNは、世界最大級の加速器「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」を保有していることで有名だ。LHC実験の中では、光の速さに近い速度で粒子を衝突させることで、マイクロブラックホールやパラレルワールドの謎を解明する糸口が日々探求されているが、どうも思わぬ副作用がありそうなのだ。
■複数の海外メディアがCERNと地震の相関を指摘
7月27日付の英「Daily Express」紙が、今年4月、LHCの稼動わずか15分後にバヌアツ共和国マレクラ島でマグニチュード7の地震が発生、運転を停止したというニュースを報じている。オンラインニュース「Consciouslifenews」のタマラ・ラント氏によると、どうも粒子が超高速で衝突した際に発生するエネルギーの残余が、強烈な磁気振動を引き起こすことで地震を招いたらしい。さらに、大きな被害を出した2010年のチリ地震にもLHCが関与している可能性があるという。
それでは、イタリア中部地震もLHCの磁気振動が原因なのだろうか? YouTubeチャンネル「BPEarthWatch 」によると、イタリアの地震に関与しているのはLHCではなく、CERNの別プロジェクトである「OPERA(写真乳剤飛跡検出装置によるニュートリノ振動検証プロジェクト)」だという。
あまり知られていないことだが、CERNからイタリアのグラン・サッソ国立研究所まで732kmに渡って、ニュートリノ・ビームラインが敷かれている。「OPERA」では、この装置を使って「ニュートリノ振動」を検証している。驚くべきことに、CERNからグラン・サッソを直線で結んだ線上に、今年8月に発生したイタリア中部地震の震源地であるベルージ県ノルチャが位置するのだ。「BPEarthWatch 」によると、このニュートリノ振動実験が引き金となってイタリアに立て続けに地震が発生したという。「OPERA」は2008年より行われているため、2009年に300人以上の死者を出した「ラクイラ地震(2009年イタリア中部地震)」への関与も疑われている。
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