【心霊写真】孤児院の廃墟に女幽霊が出現! 長い黒髪とニヤリとした笑みが鳥肌必至の恐さ=イギリス
またしてもフォトボムの登場だ――。英紙「Daily Mail」(11月7日付)によると、ハロウィンの夜、怖いもの見たさで集まってきたゴーストハンター御一行様には、あちらの世界から思いがけないサプライズが待ち受けていたという。
■廃病院ツアーの記念撮影写真に…
舞台はリバプールにある「ニューシャム・パーク病院」だ。イベント会社「ホーンテッド・ハプニングス」が主催した「廃墟となった孤児院のゴーストハンティングツアー」に32名の猛者たちが参加していた。
ここは1874年、イギリスの船乗りが海難で亡くなったとき、身寄りがなくなった子弟たちを引き取り、教育を受けさせる施設として設立されたという。だが噂では、ここでの生活は過酷を極め、子どもたちへの虐待や体罰は日常茶飯事だったそうだ。
その後、病院へと改修され機能していたが、現在は廃病院となっている。そして、今でも迷路のように入り組んだ廊下と病棟が連綿と続き、宿泊棟、礼拝堂、そして死体安置室が手付かずのまま放置されているというのだ。
「記念撮影をしたんです。その後、休憩時間になったので写真を事務所にメールしました。ホームページにアップするためです。でも、そのときは異変にまったく気がつきませんでした」とツアー引率者のフィル・バロンさん(45歳)は語る。
激震が走ったのは翌朝のこと。スタッフからの電話で叩き起こされ、ネットには不穏なコメントがいくつも付いていたそうだ。バロンさんは、わけがわからず、昨日の写真をじっと見てみると――。
■記念写真の真ん中に不気味な笑みを浮かべる女性が
なんと、ツアー客の真ん中に陣取り、カメラに向かってニヤリと不気味な笑みを浮かべている見知らぬ女性がひとり。あろうことか、2002年のジャパニーズホラー映画の『リング』に出てくる幽霊そっくりではないか!
「断っておきますが、フォトショップとかまったくしていませんから。画像がかなり暗かったので階調を少し上げたくらいです」(フィル・バロンさん)
バートン氏は過去12年間この稼業を続けているというが、今でもこういったゾクッとするような経験には事欠かないという。人びとの周りを駆け巡る影を目撃したり、日本のコックリさんに似た降霊術でコップが動いたり、誰もいない部屋からノックや大きなラップ音を聞いたりと、まさに百戦錬磨。
だが、そんな彼をして「アレは、ほんとうにエキサイティングな夜でした」と言わしめたのだ。ゴーストハンターお墨付きのゴーストということだろう。
日本のハロウィンと違い、本場イギリスの万聖節前夜には何が顔を覗かせても驚くことはないのかもしれない。
(文=佐藤Kay)
参考:「Daily Mail」、「Haunted Happenings」、ほか
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