2017年5月15日人類滅亡!? 「ダニエル書」の預言“メネメネ・テケル・ウパルシン”と“62週”
2016年もたくさんの人類滅亡説があったが、それらの危機から逃れ、めでたく正月を過ごした人も多かっただろう。だが、ほっとしたのもつかの間、残念ながら2017年にも滅亡の危機は訪れるのだ。
■預言者ダニエル
『旧約聖書』にある「ダニエル書」とは、預言者ダニエルの物語が綴られた預言書とされている。紀元前6世紀頃、ダニエルはネブカドネザル王率いるバビロン軍によって滅ぼされた「ユダ王国」から“人質”のひとりとして連れて来られたユダヤ人であった。ダニエルは、絶世の美少年であり頭脳明晰であった。さらに不思議な霊力を持ち、何万年先までの未来を見通す力まであった。その美貌と不思議な能力のため、ダニエルはネブカドネザル王から重用されることになる。
ある時、ネブカドネザル王は、不吉な夢を見たため、国内のありとあらゆる賢者や占い師などを集めて夢解きを試みた。だが、誰ひとりとして解ける者はいなかった。残虐なネブカドネザル王は、解けなかった者たちを猛獣の檻に放り込んで次々と食い殺させた。そして、ダニエルに夢解きを命じる。以下に、王がみた夢とそれに対するダニエルの解釈をまとめよう。
●王が見た夢1「光り輝く巨像」
光り輝く巨像(頭:金、腕と胸:銀、腹と腿:青銅、すね:鉄、足と足指:鉄と粘土)が一塊の岩に打ち砕かれ粉々になり、なくなった……。その像を打った岩は大山となって全土に広がった。
●ダニエルの夢解き
巨像のそれぞれの部位は、国々を差す。
金(バビロニア)、銀(ペルシャ)、青銅(ギリシャ)、鉄(ローマ)、鉄と粘土(ローマ)。
栄華を誇り、驕り高ぶった国は、最終的に神の力で滅ぼされるという歴史を繰り返す運命なのだ。
これらの国を打ち砕く一塊の岩とは、「神の力」であり、やがて「神の国」が永遠に栄えるのだという。
●王が見た夢2「1本の巨木の夢」
天に到達するほどの“1本の巨木”が天使の命令で切り倒される。
・ダニエルの夢解き
長年の王の奢りの報いで、王が権力を失いバビロンも滅びる。
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2024.10.02 20:00心霊2017年5月15日人類滅亡!? 「ダニエル書」の預言“メネメネ・テケル・ウパルシン”と“62週”のページです。白神じゅりこ、人類滅亡、5月15日、メネメネ・テケル・ウパルシンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで