意識は高次元空間と繋がっている」ロンドン大教授
「意識は高次元空間と繋がっている」ロンドン大教授が主張! 幽霊やテレパシーなど“非物質的な次元”の実在を語る

一般に次元は直線・平面・空間・時間の4つが存在していると言われており、現代物理学では、M理論が11次元、超ひも理論が10次元まで存在すると予想しているが、名門英ロンドン大学クイーン・メアリー校で教鞭を取る天文学者バーナード・カー教授は、 “意識と繋がった非物質的な次元”も存在すると主張しているという。2月16日付の英紙「Express」が伝えている。
■幽霊を科学する新パラダイムの登場

カー教授によると、それぞれの次元はヒエラルキー構造をしており、我々が認識できる次元は最下層に過ぎず、これまで物理学が提唱してきた11次元なども、精神とかかわるより高い次元から見れば下層次元に過ぎないそうだ。それでは、教授が主張する高次元とはどのようなものなのだろうか? 2003年に開かれたコンピューティング国際会議「Euro-PAR conference」のアブストラクトを参考に詳細を見ていこう。
教授はまず、超能力を研究する「超心理学(parapsychology)」が一定の成果をあげながらも主流派科学から未だ真剣に受け止められていないこと、そして、主流派物理学のパラダイムでは意識の問題を未来永劫解決することは不可能であることを指摘。これらの問題を解決するためには、2つの特徴を持つ新パラダイムに移行する必要があるという。
「このパラダイムを用いれば、心と体の関係においてよく知られた哲学的問題“心身問題”を解決できますし、時間の本質を解明することも可能です。さらには、幽霊のような超常現象を解釈するための存在論的枠組みさえ提供できるのです」(カー教授)
1つ目は、物質世界に意識を組み込むこと。意識抜きに“統一理論”の構築を夢見る主流派科学者からは猛反発を受けることが予想されるが、物質世界しか取り扱わない旧パラダイムでは、意識や超能力の問題を解決することは不可能だという。
2つ目は、高次元の現実構造を含むこと。幽体離脱、臨死体験、超能力、幽霊現象は、物理的空間とは違う“共有スペース”を持っていると予想される。なぜなら、完全に個人的な現象ならば精神疾患とみられてしまうが、たとえばテレパシーなどは物理的世界や他人に影響を与えることができる。これは何らかの共通の基盤がなければ不可能だというわけだ。
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