ロシアの自殺グループが作った遊び「Blue Whale」で130人以上の少年少女らが死亡! 残酷なルールも判明
■犯人は複数、模倣犯も?
実は昨年、8つの「自殺グループ」を運営していたと思しきフィリップ・ブデイキン(21)が逮捕されている。ブデイキンは未成年らに、最高の物事はSから始まるsemiya(家族)、Saturday、sex、suicideだと教え、「あとどれだけの退屈な日々をこうやって過ごすつもりだ?」と問いかけるなど、彼らの存在を巧妙に否定し、分かっているだけで15人に自殺するよう指示。うち10人が実際に自殺したという。ブデイキン逮捕後には、一時的に未成年の自殺者は減少したそうだ。
しかし、今になって再び自殺者が増加した理由は定かではないという。模倣犯による犯行も考えられるが、いずれにしろ「犯人は心理学に精通しており、思春期の少年少女を巧みに操っている。少女には自分が“太っている”と信じ込ませ、少年には自分が“負け犬”だと信じ込ませる。そこで、この世界とは違う世界があると教え、彼らは別世界に行くことができる選ばれた人間だと納得させる」と、ロシア紙「ノーヴァヤ・ガゼータ」が報じている。
ネット上の誹謗中傷で傷つき自ら命を絶つ痛ましい事件は後を絶たないが、今回の事件はそれとは随分と毛色が違う。見ず知らずの人間が会うこともなく、言葉だけで人を操り、殺すことまでできるとは恐ろしいことで、まるで浦沢直樹のアニメ『モンスター』に出てくるヨハンそのものだ。
まだ、ロシアと中央アジア以外での被害は報告されていないが、類似した自殺グループは世界中のSNS上にすでに存在しているかもしれない。10代のお子さんをもつ読者は気をつけておいた方が良いだろう。
(編集部)
参考:「Daily Mail」、「Balkan Insight」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊ロシアの自殺グループが作った遊び「Blue Whale」で130人以上の少年少女らが死亡! 残酷なルールも判明のページです。ゲーム、ロシア、洗脳、自殺、シロナガスクジラ、未成年、VK、ブルー・ホエール、Blue whaleなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで