キスの「8つの健康効果」がハンパない! ダイエット、アンチエイジングにも最適!!
キスが果たす役割は、思いのほか幅広い。好きな人とチューしたいとき、単なる肉体的欲求だけでなく、そこに合理的な理由も隠されているらしいのだ。
■“キス健康法”8つの理由
英紙「The Daily Mail」(2月20日付)が、人間はキスをすることで愛情ホルモンが分泌されて、リラックスしたり健康増進にもつながることが科学的に証明されたと報じている。言うなれば“キス健康法”とでも呼ぶべきだろうか。ラブラブのお2人にキッスの効用を説くなんて、まったくもって野暮な話だが、知っておいて損はないはずだ。
1. 口腔衛生に貢献
キスは唾液の分泌を活発にするため、歯と歯茎から食べかすを流し出し、口内を清潔に保つという。また、唾液分泌が盛んになることで、歯からバクテリアを排除し歯垢の付着を抑えたり、唾液中の無機イオンの働きにより歯のエナメル質にできた小さな傷であれば補修してしまう効果もあるそうだ。
2. 免疫力アップ
口の中には、700種以上ものバクテリアが存在している。キスの唾液交換で新種のバクテリアが体内に侵入するが、それに対する抗体が新たに作られるため、お互いに免疫力が上がるという原理だ。ちなみに、2014年のオランダの研究では、フレンチキスを10秒間するとパートナー間で最大8000万のバクテリア交換が確認された。
3. ストレスの軽減
キスをすると「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールが減少し、不安感が和らぐという。代わりに、精神の安定に深くかかわっているセロトニンやオキシトシンといった「ハッピーホルモン」の分泌が高まり、瞑想と同じくらい深いリラクゼーションが得られるそうだ。
4. アレルギー反応を抑制!
2015年にイグ・ノーベル医学賞を受賞したアレルギー科医師の木俣肇氏によれば、アトピー性皮膚炎の患者がパートナーと30分間、ロマンティックな音楽を聴きながらキスをすると免疫グロブリンEの形成が抑制され、皮膚のアレルギー反応が減少することが判明した。特に、セリーヌ・ディオンの名曲『My Heart Will Go On』には絶大な効果があるらしい。
5. 血圧を下げる!
唇が赤いのは血管(血液)を映しているからにほかならないが、キスをすることで唇の血管は拡張し、重要臓器へと血流が促進される。形成外科医のライアン・ナインスタイン氏によれば、これにより血圧の降下が望めるという。ちなみに、唇が赤い動物は人間だけなのだそうだ。
6. アンチエイジング!
前述のライアン・ナイススタイン医師は、次のようにも語っている。「キスをすると顔に血流が集中し、コラーゲンの生成が活発になります。また、熱烈なキスをしようとすれば、結構顔の筋肉を使いますね。すると、皮膚の弾力性も養われ、フェイスラインを鍛えることが可能です。特に顔の下半分が引き締まります」
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