セックスでイッたフリをする女性は、浮気っぽいことが人類学的に判明!セックスと浮気の相関
パートナーをベッドで本当に満足させているかどうか、男性なら気になるところ。でも、相手に直接問いかけるのは、なんとなくきまりが悪いし――。そんなデリケートな疑問に、鋭くメスを入れた調査結果がアメリカで発表された。
■性的に満たされていない女性は浮気する確率が高い
英紙「Daily Mail」(2月28日付)によると、アメリカ・ミズーリ大学人類学部が行った大胆な研究が話題を呼んでいる。
調査は、異性愛者の大学生(女性138名、男性121名)を対象に実施され、テーマはずばり「セックスと浮気の相関性」。この2つにどのようなつながりがあるのか人類学的に解明しようという試みだ。
質問は、いたってシンプル。女性には、
・パートナーとのセックスで、何回オルガスムに達するか
・そのときの強度
男性には、
・パートナー(女性)は普段のセックスで何回くらいオルガスムに達していると思うか
また、参加者全員に対して、
・今までに、パートナーを裏切ったことはあるか
・将来、彼または彼女を裏切る可能性はどれくらいか
と、かなりダイレクトな質問をぶつけている。いくら科学的データ収集のためとはいえ、いざ回答するとなるとかなりバツが悪かったのではと想像する。
そして、このキテレツな調査からは、次のような結果がはじき出された。
「オルガスムに達したフリをする回数の多い女性は、より多く浮気をしやすい」
というもの。つまり、性的に満たされていない女性は満たされている女性よりも、ベッドから降りるや別の男性のもとへ走る確率が高いということらしい。実に身もふたもない話ではないか。
■“オルガスムに達したフリ”は本能的策略
また、米コロンビア大学から発表された別の論文「女性は男性をキープするために、偽のオルガスムを演じるのかどうか」もなかなか興味深い。
1. 女性は、パートナーが浮気をしている可能性が高いと感じたとき、よりイッたフリをする
2. イッたフリをしがちな女性は、パートナーへの執着が強い場合が多い
3. パートナーの浮気に気づいた女性は、彼のいる前で他の男性といちゃついたり彼と親しげにする女性に激高したりして、パートナーとの関係を維持しようとする
として「ゆえに“オルガスムに達したフリ”は、パートナーの浮気を感じ取ったときの本能的策略」と結論づけている。
いずれにしても、偽りの絶頂感には女性から男性への“届かぬメッセージ”が隠されていると考えていいだろう。それが、義務感からか計略なのか、その真意は知る由もないが、互いの気遣いと日頃からきちんとコミュニケーションがとれていれば、手遅れになる前に悲劇は回避できるはずだが……。
(文=佐藤Kay)
参考:「Daily Mail」、「NCBI」ほか
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