木々もソーシャルネットワークを持っていることが判明! 感情も記憶もある、ドイツの森林警備隊員が断言!
■木には“木生”がありネットワークを構築して共存している
専門家の中にはピーターさんの“人間くさい言葉遣い”に難色を示す者もいる。「コミュニケートする」の代わりに「話す」、「泣く」などだ。だが、ピーターさんは笑い飛ばす。
「しかつめらしい専門用語を使った瞬間から、すべての感情は停止して、人はそれ以上想像できなくなってしまいます。でも、『この木は、子どもにお乳を飲ませている』と言えば、私が何を言ってるのかわかってもらえるんですよ」(ピーター・ウォールベンさん)
そう、木には人生ならぬ“木生”があるというのだ。しかも、人間社会と同様にネットワークを構築しながら共存している。一本の木だけでは気候を左右することはないが、木々の驚異的なネットワークは、暑さ寒さを和らげ、膨大な水を蓄え、湿気を生み出しエコシステムを循環させることができる。そして、このような環境であれば、木は何百年も生きながらえることができるという。
地球上では、生きとし生けるものすべてがコネクトしている。シンプルに考えてみれば、地上から緑がなくなれば、私たち人類も存在しないことになるのだろう。そんな思いを巡らせながら身近な緑に目をやれば、いつもの風景が違って見えてくるから不思議だ。
参考:「EWAO」、「The New York Times」ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊木々もソーシャルネットワークを持っていることが判明! 感情も記憶もある、ドイツの森林警備隊員が断言!のページです。エコ、感情、木、植物、佐藤Kay、森などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで