稲田朋美防衛相、週明け辞任の可能性大か!? 政府関係者暴露「稲田は8月3日までもたない。安倍憎し民と腐った官僚たちの勝利」
南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報を陸上自衛隊が廃棄したと説明しながら保管していた問題で、稲田朋美防衛相が「隠蔽(いんぺい)や非公表を了承した」疑いで責任を問われている。21日の記者会見では「いろいろなご批判があることは、承知をいたしております。ただ、私は何度も申し上げておりますように、しっかりと自分自身のなすべきことをやっていきたいと考えております」として、辞任する考えはないことを示したが、政府関係者によると、週明けにも辞任する可能性が“大”だという。
「数日前に、官邸から特別防衛監察の結果を予定よりも早く出せという指令が防衛省に通達されたと聞きました。これは、稲田が8月3日の内閣改造までもたないと判断した官邸が、早急に辞任させるために、監察結果に基づいた辞任をうながすためだとみていいでしょう。今は否定していますが、稲田は週明けにでも辞任する可能性があります」
辞任理由は何なのか?
「防衛省の隠蔽体質に対する監督責任でしょうね。恐らく、陸自の誰かが勝手に忖度して非公表にしたものでしょうから、稲田自身が隠蔽したというわけではないでしょう。ですから、辞任理由としては防衛省という組織をまとめきれなかった稲田の監督責任ということになるでしょう」
「そもそも、稲田は政治家としてふさわしくない服装や、しどろもどろの答弁、また、メンタルの弱さから、防衛大臣としての資質が低いとして常に野党やメディアから狙われていましたから、時間の問題でしたね」
稲田を擁護し続けた安倍首相が世論に負けたという印象ですが、いよいよ安倍一強時代が終焉を迎えているということなのだろうか。
「内閣人事局の設置など、安倍は政治主導の強化をはかってきたが、ここにきて、押さえつけられてきた官僚たちが、文科省を皮切りにさまざまな情報をメディアにリークし始めたことによって、こうしたドタバタ劇が繰り広げられています。メディアもメディアで、本来、政策に関する報道は政治部が行っていますが、森友・加計問題を機に、社会部が安倍を追うようになりました。社会部にはリベラルな人間が多くいますから“安倍憎し”の感情論も含めて叩いて一強体制が崩れてきているというかたちです。もちろん私も安倍は嫌いですが、それ以上に日本を悪くしているのは“官僚”ですから、ここへきて“責任転嫁”の天才である官僚たちが力を持ち始めている今の状況は日本にとって本当にいいことなのか? ということは常に考えておくべきですね」
安倍一強が崩れたところで次に麻生太郎などほかの自民党議員になっても混乱を招いて諸外国からの不信を買うだけではないだろうか。果たして日本はどこに向かっていこうとしているのか、目の前にある“安倍憎し”に目が眩んで根本的な問題を忘れているのではないだろうか。
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