イケメンはブサイクより運動神経がよい。イケメンしかトップアスリートになれない。
「イケメンはブサイクより運動神経がよい」「イケメンしかトップアスリートになれない」ことが科学的に判明!(最新研究)
実は、男性アスリートの顔の良さと運動能力については以前より関連が指摘されていた。ただ、以前の研究ではアメフトや野球などチームで行うスポーツに調査が偏っているという批判があった。チーム戦では、勝利に対する個々人の貢献を定量するのは難しい。そのため、今回の調査ではバイアスロンという個人で行うスポーツが対象となったのだが、やはり男性選手の顔の良さと競技成績の良さには有意な相関が示されたのである。
■男性トップアスリートはなぜイケメンなのか
だが気になるのは、なぜトップアスリートはイケメンなのかという理由である。この研究結果について、我々は生物学に詳しい理学博士X氏に見解を伺った。X氏はこの結果の背景には、おそらく女性たちの男性を見る目が関連しているという。
「かつて厳しい自然環境の中で生きた女性たちが、男性の顔から運動能力を見極める能力を得たとしても不思議ではありません。男性の顔には運動神経の良さを示す何らかのサインがあり、それを女性たちは魅力の一つと思うのかもしれません」(X氏)
スポーツマンに見られる特徴、例えば足が速いことや器用なこと、忍耐力があることは良いハンターの条件でもある。かつて、良いハンターを伴侶とすることは自身と子どもにとってより良い選択だったはずだ。その時代の名残から、今でも女性は無意識のうちに男性の顔からハンターの才覚を嗅ぎ取り、それを魅力と感じているのかもしれない。
思い返してみれば、学生時代にモテていたイケメンたちは皆体育会系だった。アメリカの学校でもヒエラルキーのトップ「ジョック」は運動部のスターたちだ。女性にモテるイケメンたちがスポーツ万能の体育会系なのは、洋の東西を問わない傾向である。イケメンは運動神経も良いというのは、舌打ちの一つもしたくなるが腑に落ちる話ではある。
ただ、X氏はもう一つの可能性も指摘した。
「程度はともあれ、顔が良いことが競技にもプラスに働いていて、それがトップアスリートにイケメンが多い傾向があるという結果につながった可能性もあります」(X氏)
スポーツの世界は実力と結果が全て。とはいえ、ズバ抜けた素質を持つ天才であっても選手として成果を出し続け、競技の世界で生き延びるのは大変なことだ。もちろん最も重要なのが能力や才能なのは間違いない。が、それに加えて見た目が良いにも越したことはないだろう。嫌な話ではあるが、このご時世、スポンサー契約やチーム加入といった時に、顔の良さがプラスに働くことは大いに考えられることだ。何しろ優れたアスリートでしかもイケメンとくれば客と話題を呼びやすい。
才能のあるイケメン最強。身も蓋もないが、結局のところそういうことなのかもしれない。
(吉井いつき)
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参考:「New Scientist」、ほか
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