日本が誇るべき縄文文化の本質は「右脳活性」だった! 考古学者・大島直行の日本文化論と“縄文タトゥー”に注目!

■融即律と8年間右脳だけで生きた学者

 ここで融即律を脳科学的な具体例からみてみよう。つまり、論理的な思考をする左脳に対して、融即律とは右脳を積極的に使って生きていくことという。大島は、病気で8年間にわたって右脳だけで暮らすこととなった脳科学者ジル・ボルト・テイラーを紹介し、縄文人の心に迫っていく。

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「テイラーによれば、右脳だけで生きると物事をカテゴライズしない、男と女とか、上と下とか、そういう区分はなく、常に自分と世界はひとつで幸福な状態だったと言います。そして、右脳だけだと、常にポジティブにひたすら生きることだけを考え、他者、時間、対立、死という概念はなくなっていたのだそうです」

 このような右脳が卓越した世界観から縄文人の精神性を理解できるのだろう。新著を参照して補足するなら、融即律という言葉で表現されるような一途で純粋な精神状態であればこそ、ひたすら再生のシンボルになり得る呪術的創作に没頭し、膨大な数の土器や土偶、遺物や遺跡を作り続けていたのだろう。そして、とむらいの概念も必要としなかった縄文人は子宮のシンボライズである穴に死者を戻すことで、再生することを願ったと説明される。

 そんな縄文時代が1万年以上も続いたことが世界に誇るべきことなのだ。

「日本の考古学は、縄文の本質はどこにあるのかを解き明かすことができなかったんです。従来の縄文観では、技術的な発展や物量的な量産が強調され、縄文時代も進歩があったと説明されてきました。でも、そうじゃないんです。縄文時代の本質は右脳を活性化させ、1万年間続く人間の生き方を示したことにあります。そのことこそ、世界に発信すべき縄文文化の素晴らしさなんです」

 大島はそう締めくくった。考古学の範疇を超えるスケール感に驚きを隠せない縄文ファンも多かったかもしれないが、これこそが大島流の縄文革命である。

縄文人はなぜ死者を穴に埋めたのか

知られざる縄文人の世界観とは!?

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