トリーチャー・コリンズ症候群の“顔面崩壊女” ― いじめ・差別を乗り越え56回の手術で回復の兆し、その全記録
■人々への呼びかけ
ケイティさんは下段の動画で、「私のことを外見で決めつけないで」と呼びかける。彼女の顔が一般と違うために、人々は先入観を持つ。ケイティさんを外で見かけると子どもは彼女の顔について質問したがるが、親はそれを止めようとする。しかし正直なところケイティさんはじろじろ見られたりするよりも、直接話しかけられる方が良いと話す。
ケイティさんは自分の外見は完璧ではないかもしれないが、自分は知的能力がある普通の人間だと訴える。そして、「私はこの顔を持って生まれてきました。私の骨は変形していますが、話せて、見て、匂いを感じられます。問題は単に顔の骨だけなのです」と語る。
そしてもっと普通の生活を送りたいと思ってはいるが、呼吸し、食べ、話すことができるなら自分を幸運だと思うときっぱりと言う。「私は人々が持つ偏見と先入観の問題を世の中に広く知らせて、たとえ問題が何であっても必ず乗り越えられることを伝えていきたいと思います」と話した。
ケイティさんの闘志は並大抵ではない。普通の人だったら、1回で弱音を吐きそうなつらい手術を何と56回も乗り越えてきたのだ。その闘志で彼女はきっと今後、世間の先入観を打ち破っていくだろう。
参考:「Daily Mail」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊トリーチャー・コリンズ症候群の“顔面崩壊女” ― いじめ・差別を乗り越え56回の手術で回復の兆し、その全記録のページです。顔、難病、トリーチャー・コリンズ症候群、三橋ココなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで