事故物件サイト「大島てる」管理人を殺害予告した犯人逮捕!! 大島氏が怒りの警告“ツイッターでの暴言”は未来を失う!

大島「警備の警察官はとてもありがたかったですね。自宅を制服警官が見張ってくれているわけですから、警備会社に頼むよりずっと安全なわけで、お得だな~なんて思いました(笑)」

 しかし警備はしてくれたものの、犯人はいつまでたっても逮捕されない。理由としては、遠隔操作、なりすまし、アカウントの乗っ取りの可能性がないとは言えないので、動きづらいというものだった。

大島「片山祐輔さんが起こしたPC遠隔操作事件が尾をひいているのかもしれないですね。警察が動いてくれないならば、自分でやるしかないと思いました」

 犯人はツイッターに殺害予告を書いたことに対し危機感を持っていなかったらしく、本名、住んでいるマンションはすぐに判明した。

 ちなみに、本名は“福寿洋輔”だ。

 大島さんはブログに懸賞金をかけたが、警察に「すぐに止めるよう」指示されてしまった。大島さんの弁護士を通して民事の損害賠償請求をしようと思ったが、やはり“本人かどうかが未確定”なのが理由ですぐには難しかった。

 「自首しなさい」と書いた手紙を犯人宅に郵送したり、兵庫担当の運動員に犯人宅のポストに投函してもらったりしたが、犯人に大きな動きはなかった。

事故物件サイト「大島てる」管理人を殺害予告した犯人逮捕!!  大島氏が怒りの警告ツイッターでの暴言は未来を失う!の画像3犯人が住んでいるマンション

 そのまま膠着状態におちいり、いたずらに時間が過ぎていった。

大島「しばらくは手をこまねいていたのですが、事件からちょうど半年を節目に、あらためて犯人を自首させようと思いました」

 戸籍謄本をとったり、実家をかぎまわったりした。元々、事故物件調査を生業としていたので、そういう作業はこともなげにできた。

 本腰入れて戦うぞ!! ……と思ったところで警察から電話があった。

大島「犯人を逮捕したという連絡でした。嬉しいと言えば嬉しかったんですが、私が住民票などをとった直後のタイミングだったので、私の動きを見た警察が仕方なく動いたのでは? といぶかしみましたね」

 犯人は警視庁で“脅迫罪”の容疑で逮捕され、取り調べで、自白をしたという。

大島「警察がしっかり動いてくれたのは嬉しいです。ツイッターでなら何を書いても逮捕されないんだ、と思っている人たちへの牽制になりますからね

 ツイッターに殺害予告を書いたら捕まるのだ。このルポを読んでる読者の皆さんは、間違っても痛いツイートをしないように!!

・「事故物件公示サイト 大島てる」ホームページ

文・取材=村田らむ

村田らむ

ライター、漫画家、カメラマン、イラストレーター
1972年生まれ。キャリアは20年超。ホームレスやゴミ屋敷、新興宗教組織、富士の樹海などへの潜入取材を得意としている。著書に『ホームレス大博覧会』(鹿砦社)、『ホームレス大図鑑』(竹書房)、『樹海考』(晶文社)、『ホームレス消滅』(幻冬舎新書)など。

 

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