ゲーム「Fate」に登場する冥界の女王「エレシュキガル」の性質を徹底解説 ― 底なしの性欲と圧倒的な死の力(前編)

■ふたつの物語から見えるエレシュキガル
 さて、ここまでご紹介した物語からは、冒頭で述べた以下の3点がうかがい知れます。

・冥界という地の利もあるだろうが、戦いの女神であるイナンナ/イシュタルを圧倒する死の力を誇る
・姉妹仲は非常に険悪か?(妹の無礼に怒っているだけの可能性もある)
・エレシュキガル特有の武器や防具などの描写はない

 そして今回2点の神話では語られていない、残されたポイントは以下の通りです。

・美しい女神イナンナ/イシュタルの姉であり、また男神を簡単に誘惑しているところから、同等の美貌を持つ女神である可能性が高い
・底無しの性欲の持ち主
・小さな頃から遊びのひとつも知らずに育った、筋金入りの箱入り娘
・惚れた男には一途かつ従順。ただし逃げればどこまでも追いかけ、その手段は問わない

 今回はここまでに致しまして、次回は残ったエレシュキガルの各種属性や性格が垣間見える、エレシュキガルとネルガルの愛憎劇「ネルガルとエレシュキガル」及び、妹のイナンナ/イシュタルなどについてご紹介していきます。
(文=たけしな竜美)

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たけしな竜美
 オタク系サブカルチャー、心霊、廃墟、都市伝説、オカルト、神話伝承・史実、スマホアプリなど、雑多なジャンルで記事執筆、映像出演、漫画原作をしています。お仕事募集中です! Twitter:https://twitter.com/t23_tksn

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