ついに「4次元空間の存在」が2つの実験で確認される! 我々の周囲に“異次元空間”が広がっていることが判明、革命的ブレークスルー到来!
■2つの最新研究で4次元空間の影響を確認
はたして我々がいる3次元空間からひとつ上の4次元空間の手がかりがつかめるのだろうか。
4次元空間がいったいどんなものであるか、我々のほとんどが見当もつかないことだが、この3次元空間のどこかに4次元空間が“隠れて”いるとすれば、何らかの科学的な手法で“発見”できないものだろうか。そして最新の研究では、3次元空間から4次元空間が検知できることが示唆されることになった。
ドイツ・ルートヴィヒ・マクシミリアン大学のミハエル・ロース教授をはじめとするドイツ、イタリア、スイスの研究者による合同研究チームが先ごろ権威ある「Nature」誌で発表した研究では、特別に作られたガラス製の実験機器の間で行ったり来たりする光子の動きを追跡研究している。そして、この光子の挙動を分析して、4次元の影響がある場合にのみ可能となる不規則性を突き止めたのだ。
専門的には「4次元量子ホール効果」が4次元系の影響を予測できることが実験的に裏付けられたという。この4次元量子ホール効果が、4次元空間の成り立ちと影響を解明する鍵になることになる。
もうひとつの研究は、米・ペンシルベニア州立大学の研究者を中心にした合同研究チームが同じく「Nature」で発表したもので、レーザーで作られた2次元グリッド上の所定の位置に“絶対零度”近くにまで冷却された原子を配置して、垂直方向から電流を流す実験が行われた。研究者たちはこの設定を「チャージポンプ」と呼び、原子の反応を観察しながら電荷の流れを分析した結果、4次元空間の影響があることが示されたという。
この2つの研究で、たとえ知覚できなくとも現実に4次元空間が我々の身の回りにあることが示唆されることになった。この隠された次元の存在にサイエンスはまだ肉薄できてはいないのだが、まずはこうした研究を通じて現代物理学がより完全な理論に鍛え上げられることが重要なのだろう。まったく予断を許さない4次元空間のメカニズムと影響だが、今後徐々にその実相が浮き彫りになってくるとすれば興味深い限りである。
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2024.10.02 20:00心霊ついに「4次元空間の存在」が2つの実験で確認される! 我々の周囲に“異次元空間”が広がっていることが判明、革命的ブレークスルー到来!のページです。物理学、量子論、仲田しんじ、光子、原子、3次元、4次元空間、量子ホール効果などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで