自分の分身を作れる「カメレオンマスク」を東大教授が開発! 市役所職員も分身を“本人”と認定、コピーロボット誕生間近!
■カメレオンマスクで生活が変わる
もしそうだとすれば、カメレオンマスクの登場により、我々の生活は大きく変わることになるだろう。誰か代理人を雇い、自分の代わりに仕事に行かせたり、遠い実家での法事などにも自分で参加する必要がなくなるかもしれない。
さらに、人間ではなくロボットに代理人を任せられるようになったら、その可能性はさらに広がるだろう。人間は誰も外に出ることなく、ロボット代理人たちだけが会社に出社するという、少々ディストピア的な未来も想像できる。
ここまで来ると、旅行という概念も変わってくるかもしれない。自分で旅行先に行かずとも、本人の代わりに代理人ロボットが現地で“旅行”すれば良いからだ。ロボットが自らの意志通りに動くとすれば、それは極めて現実的な(というか実際に現実なわけだが)仮想空間内を歩きまわるのと同じことだろう。さらに代理人ロボットのセンサーが感覚データを受容し、それらを触覚、嗅覚、味覚として再現できるようになれば、さらに現実に近づく。
もちろん、こういったことが可能になるのはずっと先のことではあると思うが、カメレオンマスクはその可能性を開く大きな一歩と言うことができるだろう。暦本教授の今後の研究からますます目が離せなくなりそうだ。
参考:「Live Science」、「Business Insider」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊自分の分身を作れる「カメレオンマスク」を東大教授が開発! 市役所職員も分身を“本人”と認定、コピーロボット誕生間近!のページです。Uber、カメレオンマスク、コピーロボット、人間Uber、分身、暦本純一などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで