グーグルアースに「地球を縦断する巨大な白線」が出現! UFOか、2万キロの飛行機雲か議論沸騰!
地球を写した衛星画像に南北アメリカ大陸を縦断する巨大な白線が現れたと話題になっている。今月26日付の英「Metro」など複数ニュースメディアが報じている。
■北極から南極まで続く巨大な雲
Google Earthの地球画像に奇妙な白線が映し出されていたと報告したのは、陰謀論者のTyler Glockner氏である。今月23日にYouTubeチャンネルsecureteam10にアップされた動画には、地球の衛星写真に映った謎の白線が鮮明に映し出されている。
白線は北極から南極までの長大なもので、南北アメリカを縦断するようにまっすぐ一直線に伸びている。長さおよそ2万キロメートル以上の、細長い巨大な雲のようだ。動画はこれまでに75万回以上再生され、その原因と正体が大きな議論となっている。
■その正体は?
動画では、雲の正体について「航空会社が作ったものではない」としている。まっすぐ伸びる雲といってまず頭に思い浮かぶのは飛行機雲だが、2万キロメートルもの長さの飛行機雲は非現実的である。また、Google Earthに使われている衛星画像からは自然に発生したような巨大な雲しか観察できず、飛行機雲が映り込むことはないという。
では、この巨大な雲を作り出したのは何者だろうか。非常に珍しい気象現象という可能性もあるが、まるで定規で引いたような細長いまっすぐな雲が自然に現れるものだろうか? しかも北極から南極まで地球を縦断するような長さである。
動画はこの雲を作ったのが北極から南極まで一直線に、非常に速いスピードで移動できるような飛行物体だと示唆している。そしてその飛行機は大量にいたはずだが、我々は見ることができなかったという。つまり、大量の目に見えないUFOが一気に2万キロメートルを飛行して、細長い一本の巨大な雲を作り出したというのである。
一方で、原因は技術的なものだという指摘もある。実は同様の白線はGoogleが配信している地球の衛星画像に幾度も現れているという。Googleのスマートフォン「Pixel 2」には地球のライブ画像を壁紙として表示できる機能があるのだが、今月中旬から何度も謎の白い線が映り込んでいるようなのだ。
この現象の原因として、サーバー側のソフトウェアのバグが指摘されている。衛星写真を合成する際、時間経過で変化した部分の食い違いに適切に対処できておらず、雲のような白線として残ってしまったというのである。
地球を縦断する謎の巨大雲の正体は何なのか? 真相の解明が待たれる。
参考:「Metro」「UFO Sightings Hotspot」「9to5Google」ほか
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