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川本成(撮影:編集部)

 サイキック芸人キックとお笑い評論家のラリー遠田が、欽ちゃん劇団出身の芸人・俳優である川本成に萩本欽一の伝説を聞くロングインタビュー企画。第2回では萩本の発想術について聞いてみた。

・ インタビュー第1回:ヤバすぎる「欽ちゃんエピソード」のホントのところ


■欽ちゃんの「運」、根底にある“経験”

川本  いろいろ聞いてると、欽ちゃんって闇雲に何か言っているわけじゃなくて、すべて自分の経験したことに基づいて話をしているんです。漫画『魁!!男塾』の剣桃太郎がすごい必殺技を持っていて、どこでその技を覚えたのかというと、実はすごい昔にその修行をしていた、っていう話があるじゃないですか。そんな感じで、欽ちゃんも若い頃にとんでもない数の経験をしているんです。20歳くらいで自分の劇団を立ち上げたり、自殺未遂をしたこともあったし……。

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We Love Television?』(ポニーキャニオン)

――(キック)熱海に行っていた頃の話ですよね。

川本  そうそう、よくご存じですね。それで、若い頃のことを最近よく話してくれるようになったんです。浅草のストリップ劇場でコントの修行を始めたんだけど、最初は落ちこぼれで本当に何もできなかったって。4人が順番に何か言っていくコントで、「何でもいいから何か喋れ」って最後の大オチを任されたらしいです。それで、いざ喋ってみると、お客さんはドッと笑うらしいです。ただ、それは欽ちゃんが素人だからなんです。

 でも、「そうやって1日に7回も8回も舞台に立っているんだから、そりゃ上手くなるよな」って言ってました。だから、そういう経験の中から得たものが「運」という言葉に置き換えられているんだと思います。


■欽ちゃんのお家に行くと“プロローグ”がない!

――(キック)川本さんが欽ちゃんの自宅に行くときは、どういう雰囲気なんですか?

川本  自宅ではもう、ほぼ欽ちゃんが喋ってますよ。僕が家に行くとするでしょう。それで「おぅ、よく来たな」とか「まぁ、座れよ」とかじゃなくて、いきなり「笑いで言うと、素人っていうのは……」とか話し始めるんです。プロローグがないんですよ。

――(キック)すごい! 24時間「常在戦場」なんですね……。

川本  最初の40分ぐらいは「何の話をしてるんだろう?」っていう感じですよ。何か聞けばいいんだって言われたって、基本的にはやっぱり何も聞けないですからね。

誰も知らない、萩本欽一。We Love Television?

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今こそ聞きたい、欽ちゃんの教え

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