“UFOとペンタゴン”について元クリントン&ブッシュ補佐官がガチ暴露「 国防省は12のUFOを把握」

UFOとペンタゴンについて元クリントン&ブッシュ補佐官がガチ暴露「 国防省は12のUFOを把握」の画像1 「Washington Post」の記事より


■国防総省の「スルー体質」を痛烈に批判

UFOとペンタゴンについて元クリントン&ブッシュ補佐官がガチ暴露「 国防省は12のUFOを把握」の画像2クリストファー・メロン氏 画像は「Wikipedia」より

 メロン氏は、かつての自身の職場である国防総省を批判する。「ソビエトが人工衛星の打ち上げを成功させ、アメリカは負けてなるものか! と月面着陸をやってのけた。だったら、もう少し国防総省がUFO研究に協力しても良いはずだ

 彼の怒りの背景には、ここ5年の国防総省の対応が影響している。国防総省は2012年、UFO調査のための資金確保をストップしてしまったのだ。メロン氏は、UFO研究こそが月面着陸に勝るとも劣らない科学のロマンであり、アメリカにとって安全保障問題の1つでもあるのだから、アメリカ政府が今後も資金協力すべきなのだ! と不快感を露わにしている。しかし、現在の国防総省に最も欠けているものは資金協力を避けるケチくささではなく、根本的な意識の持ち方であると指摘する。

さまざまな調査機関がせっかくUFOについて調査報告を出してくれたのに、最近の国防総省は取り合わず、承認しようとしない例も多い」(クリストファー・メロン氏)

 つまり、メロン氏が最も指摘したかったのは、ここ数年にわたる国防総省の「スルー体質」なのだ。国防総省にしてみれば、未確認物体に時間を割くよりも他に優先して取り組むべき事案があるという本音もあるのだろう。しかし、国防総省のこうした煮え切らない態度は、複数の政権下で自国の国防を真剣に考え続け、引退後もこうして航空防衛専門家として研究を惜しまないメロン氏の心に、逆に火をつけてしまった。だからこそ、現在の所属団体(TTS Academy)とタッグを組んで「政府が停滞しているのなら、俺たちがやってやろうじゃないか!」と、映像公開に踏み切ったようだ。

 アメリカ人の気質を表す言葉に「Perception is reality」というものがある。「視認できるものこそが現実だ」という意味だ。メロン氏の執念によって世間に公開された、かつての国防総省のUFO追跡映像。トカナ読者の方々にはぜひしっかり見ていただきたい。

参考:「Washington Post」ほか

文=鮎沢明

鮎沢明の記事一覧はこちら

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.11.14 23:00心霊
彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.30 23:00心霊
深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.16 20:00心霊
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

“UFOとペンタゴン”について元クリントン&ブッシュ補佐官がガチ暴露「 国防省は12のUFOを把握」のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで