植物エイリアン、脳型エイリアン、頭に金魚鉢の妖精…世にも奇妙なエイリアン遭遇事件3選!
■脳のようなエイリアン
1971年8月17日午前2時ごろ、米国カリフォルニア州パロス・ベルデスで真夜中のドライブをしていた20代の青年2人が不気味なモンスターに遭遇した。ピーター・ロドリゲスさんとジョン・ホッジスさんの目の前に現れたのは、1.8メートルほどの巨大な脳のような物体。それは森の木々の間から現れ、二人の方へ向かってきていた。
逃げるように車を走らせたが、「脳」は車のすぐ目の前に浮遊していた。ヘッドライトに照らされた物体は青みがかった色をしており、蒸気のようなものに包まれていたという。脳のようなものは2つあり、一つは大きめのソフトボールくらいだったが、もう一つの方が巨大な上、その中心には赤い目のようなものがあった。
二人はなんとか逃げて街に帰り着いた。ロドリゲスさんを家まで送り届け、ようやく帰宅したホッジスさんは時計を見て驚愕する。なんと2時間もの時間がかかっていたのだ。彼の体感では、それはほんの10分ほどのことだったのだ。
それ以降、ホッジスさんは悪夢に悩まされるようになった。事件から5年後、彼は催眠療法で失われた記憶を取り戻す決意をした。そして、ホッジスさんの恐ろしい体験が明らかとなった。
ホッジスさんが最初に思い出したのは、巨大な脳がテレパシーで伝えてきたという言葉だった。
「自分自身を理解する時間が必要です。あなたが必要とする時が近づいている。もう一度出会うまで、あなたはこのことを覚えてはいないでしょう」
ロドリゲスさんを降ろした後、帰宅したホッジスさんは自宅の前で待ち構えていた「脳」によって気絶させられ、連れ去られた。次に彼が目を覚ましたのは、コンピュータが並んだコントロールルームのような場所で、すぐ側には「脳」がいた。いわゆるグレイタイプのエイリアンも姿を現したが、それはコミュニケーションのためのツールに過ぎず、本体はあくまで「脳」の方だという。
エイリアンはレチクル座ゼータ星から来たと言った。そして人類による核兵器の使用を警告し、破壊され荒廃した別の星のイメージをホッジスさんに見せたという。ホッジスさんは記憶を消されて家に戻されたが、記憶を回復した後、エイリアンからのテレパシーを頻繁に受けるようになったという。
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