植物エイリアン、脳型エイリアン、頭に金魚鉢の妖精…世にも奇妙なエイリアン遭遇事件3選!
■家を荒らす宇宙の妖精
1979年1月4日、英国バーミンガム郊外にある自宅で庭仕事をしていたジーン・ヒングリーさんは、オレンジ色に光る球体が自宅の上に浮かんでいるのに気づいた。球体は徐々に白く色を変え、飼い犬は地面に倒れてまるで麻痺しているかのようだった。
球体から妖精のような生物が3体姿を現した。それは身長1メートルほどの小柄な体つきで、6つの銀色のボタンがついたチュニックのような服を着て、頭には金魚鉢のようなヘルメットをかぶっていた。背中には様々な色に光るドットに覆われた楕円形の薄い透明な羽が生えていた。真っ白な顔には黒いダイヤモンドのような大きな目と線のような口があった。
妖精たちはヒングリーさんの家の中へと入っていった。羽根は羽ばたいていないように見えたが、彼らは足で歩くことはなく、ホバリングしながら家の中を見て回った。死んだような顔をしていた妖精たちだが、口を開けば荒れ狂ったような声で一斉に話した。また、時々ヘルメットからレーザーのような熱い光線を発した。
妖精たちはクリスマスツリーを振り回したり、ソファの上で暴れたり、壁にぶつかったりと家の中を荒らした。しばらくして外の球体から騒音が鳴り響くと、妖精たちはキッチンにあったパイのかけらを手に球体へと戻っていった。
球体が消えた時、ヒングリーさんは不可解な痛みで何もできずにいたという。その額には小さな火傷のような跡ができていた。後の調査によると、彼女の家の家具や家電が不思議な力で焼かれていたことが分かったそうだ。
血を奪うベジタブルマン、車を追いかけてドライバーを誘拐した脳型エイリアン、家の中でいたずらする妖精……いずれも最近では滅多に聞かない、非常に味のあるエイリアン遭遇事件である。
(編集部)
参考:「Mysterious Universe」「Cryptopia」「Strange Company」ほか
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