「国立大学でも同様の事例多々、出身地差別もある」出身女医が決死の激白! 女性だけに圧迫面接も…!
東京医科大学(東京・新宿)が医学部医学科の一般入試で、女子受験者の得点を一律に減点し、合格者数を抑えていたことが2日、関係者への取材で分かった。一部の男子学生に“加点”したこともあったというから驚きだ。報道では、離職の恐れで女性医師が敬遠されていたとされ、同大学関係者は「いわば必要悪。暗黙の了解だった」と語っている。これについて、ネット上では「女性が離職せざるを得ない構造問題を解決しようともせずに女性比率を抑えるのを必要悪とか言っちゃってることが問題の本丸」「最悪の女性差別のニュース」など、大学の姿勢に対する不満が噴出している状態だ。さらに、東京医大を巡っては、文部科学省の私立大支援事業に関する汚職事件で、大学側が同省前局長の息子を不正に入学させたとする騒動もあったことから「この大学は一体どうなっているんだ」という声が高まっている。
では、実際に東京医大を卒業した女医たちはどう考えているのか? トカナ編集部が聞いた。
同大学出身の女医(30代)「なぜ、東京医大ばかりが叩かれているのだろう、気持ちが悪い…というのが率直な意見です。女性より男性が優遇されるというのは、よく聞く話で、ほかの国立大学でも、そういうところはあるといわれています」
――具体的な大学名も出ているのでしょうか?
同大学出身の女医「はい。数年前ですが、某有名国立大学のTなどは、女性にだけ圧迫面接をするといわれていたり。また、地方の医大でも女性を減らすように操作しているということを教授から聞いたことがあります。また、僻地の国立大学は卒業後に生徒が地元に残ってくれないと困るからという理由で、地元出身者を優遇しているという話も聞いたことがあります。これも裏口といえるのかもしれませんね」
――女性の点数が減点されている現実に怒りは覚えませんか?
同大学出身の女医「女性は頭がいいだけではダメなようですね。ただ、実際に離職率は高いですし、難しい問題だと考えています」
――ありがとうございました。
この後、別の国立医大出身の女医にも取材を試みたが、やはり「東京医大だけに限らず、国立を含むほかの大学でも同じような話を聞く。女医を目指す女性たちは、もちろんみんな不利なことを知っていたから余計に頑張って勉強をしていた」とのことだった。
トカナでは以前、世界67カ国を対象とした最新研究によって「女性は男性と同程度に科学や数学のパフォーマンスが高い」「特に、先進国の女性は男性と同程度かそれ以上に科学・数学に強いが、それよりもさらに言語や芸術などの人文系において成績がよいため、自然科学分野に進まない」という結果が出ており、女性が科学的・論理的思考が苦手という通説はいわば都市伝説やオカルトの類と同等であることを伝えていた。ゆえに、こうした報道があってもまったく驚きはないわけだが、おそらく、日本の医大における合格率の男女比を比較したらほかにも東京医大と同様のカラクリを仕掛けている大学が割り出されるのではないだろうか。(記事参照)
青春を捨て、恋人もつくらず、人生を賭けて昼夜勉強したにもかかわらず夢が叶わなかった女子たちに大学はどう償うのか。「必要悪」などという言葉ではぐらかさず、すべての女性受験者たちに謝るべきであろう。
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2024.10.02 20:00心霊「国立大学でも同様の事例多々、出身地差別もある」出身女医が決死の激白! 女性だけに圧迫面接も…!のページです。入試、東京医科大、女性差別、減点などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで