【大阪逃走】樋田容疑者は“わざと”脱走させられた?
【大阪・富田林逃走】樋田容疑者は“わざと”脱走させられた?極秘陰謀論を元公安が解説、大阪府警のマヌケさと焼身自殺の過去も暴露!
大阪府警富田林署に勾留中だった樋田淳也容疑者(30)が、弁護士との接見後に逃走した事件。府警は3000人態勢で行方を追っているが、発生からすでに2週間以上が経過した今も容疑者の身柄は確保されていない。

その間、接見室のずさんな管理体制のみならず、初動捜査が後手に回っていた状況、さらに地元への不十分な周知など、警察のお粗末な対応が次々と明るみになった。しかも、時を同じくして大阪市などで樋田容疑者とみられる男による窃盗事件が相次いでいる状況だ。27日には、兵庫県尼崎市の防犯カメラに同容疑者と似た男が映っていたことが判明しており、広範囲を移動しながら逃走を続けている可能性が高まった。今後、同容疑者の身柄確保が遅れれば遅れるほど市民の恐怖は長引き、日本の治安への信頼と警察の威信は失墜することになるだろう。
――と、そのような状況下、トカナ編集部に奇妙な情報がもたらされた。なんと現在、国内の陰謀論界隈で「樋田容疑者は、最新の監視カメラを導入するため権力によって“わざと”逃された、もしくは泳がせられているにすぎない」という驚くべきウワサが囁かれているというのだ。にわかには信じがたい話だが、これが本当ならば容疑者を逃した(泳がせている)権力側の思惑とはいったい何か? 深すぎる闇に光を当てるべく、トカナ編集部は元公安警察という肩書を持つ日本を代表するジャーナリスト、北芝健氏にウワサの真偽も含めて話を聞いた。
■元公安警察が樋田容疑者逃走の背景を斬る!
――樋田容疑者の逃走劇ですが、これは権力によって仕組まれたものだったのでしょうか?
北芝健氏(以下、北芝) 陰謀論はロマンチックな話ばかりですから、嫌いではありませんよ。しかし、権力側が容疑者を逃したり、極秘裏にわざと泳がせているということはないでしょう。
もしも(超法規的に)わざと逃がすことがあったとしても、樋田の逮捕容疑は強制性交や窃盗、さらに強盗致傷など“なんでもやる”タイプですから、そんな男は野放しにする対象として選ばれることもありませんね。
――では、いま陰謀論界隈で囁かれているウワサはまったくの事実無根? 見当外れなのでしょうか?
北芝 おそらく今回のウワサの背景には、再来年に迫った東京オリンピックがあるのでしょう。というのも、全世界の注目を集める祭典において、万全の警備体制を整えることは極めて重要な課題です。今年2月ごろから、警備に当たる人材の不足も指摘され始めています。
しかしそんな時、中国が急ピッチで導入を進める「天網」のニュースが世界を駆け巡りました。これは、監視カメラのデジタル映像から個人を自動的に識別するための顔認識システムです。「顔」という重要な個人情報が、至るところに設置された監視カメラや警察官のスマートグラスを通じて収集されるのです。このシステムがあれば、たしかに警備や犯罪捜査に絶大な威力を発揮することは間違いない。
そこで、陰謀論者たちは次のように考えているのです。日本の国家権力も東京オリンピックに向けて「天網」のようなシステムを構築すべきだと思いめぐらしているものの、プライバシーの懸念などから世論はなかなか盛り上がらない。しかし、凶悪犯罪で逮捕された容疑者が逃走したまま、なかなか捕まらないとなれば、国民から「天網」のようなシステムを望む声が自発的に高まるだろう。そのために今、このタイミングで樋田が“わざと”放出されたのではないか、というわけですね。
――なるほど、しかしその憶測と現実は違う、ということですね?
北芝 そうです。大変興味深い陰謀論だとは思いますが、あり得ません。そもそも、中国共産党が「天網」を推し進める背景には警備や犯罪捜査以上に、民主活動家や政治犯などを徹底的にマークするという思惑があるのです。このような全体主義的国家が導入するシステムの話を、日本にそのまま当てはめて考えること自体に無理がありますね。まあ、導入したいと考えている日本人もいるのかもしれませんが……。
■大阪府警、際立つ“愚鈍さ”
――となると、やはり今回の脱走劇は単なる警察の失態にほかならない。
北芝 それにしても、大阪府警は本当にお粗末ですね。富田林署の施設が老朽化していて、接見室のベルが鳴らないことを署の関係者はみんな知っていたそうです。その他にも、足で蹴破ることができる壁の場所など、さまざまな“逃走のための情報”が西日本の裏社会で出回っていたようです。樋田はバカな男ではないようですから、富田林署に連れてこられた時、ラッキーだと思ったことでしょう。彼にとっては幸運の連続、そして大阪府警にとっては怠慢と不注意の連続が今回の事件につながったのです。
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