「ボブ・マーリーはCIAに暗殺された、私が殺した」元CIA職員が衝撃暴露! 殺害動機と意外すぎる手口…レゲエの神様の最期とは?

「ボブ・マーリーはCIAに暗殺された、私が殺した」元CIA職員が衝撃暴露! 殺害動機と意外すぎる手口…レゲエの神様の最期とは?の画像2 「Daily Star」記事より


■カメラマンとしてマーリーに接触

 スナイパーとして訓練されたオクスリーは一方で毒殺や爆殺、病死の誘発などの“暗殺術”も長けていた。そして1975年から1985年の間、政府のトップシークレットであるCIAの暗殺チームの一員として活動したことを明かしている。

 暗殺チームは計17人でこの期間中に数々の暗殺を行ったが、その大半は政治活動家やジャーナリスト、団体のリーダーたちだったが、少数ではあるが科学者や医師、芸術家やミュージシャンも含まれていたという。いずれにしてもターゲットにされたのは「アメリカの国益にとって脅威になる存在」である。

 時代は米ソ冷戦の真っ只中であり、純粋な“愛国者”であったオクスリーは、CIAの命令はこの世を支配する法であり、暗殺はさらに良い行いをするために必要な手段であることを信じて疑わなかったという。そしてオクスリーはこの熱狂的な支持者を持つ人気レゲエミュージャンのボブ・マーリーの暗殺を命じられたのだ。

 オクスリーは表の顔として米紙「New York Times」などでも仕事をしているカメラマンという肩書きも持っていたという。1976年の冬のある日、オクスリーは取材許可証を首から提げて公式の取材というかたちでジャマイカ・キングストンにあるマーリーの屋敷を訪問した。その際、オクスリーはあるプレゼントを、マーリーに手渡したのだ。

「私はサイズ10(インチ)のコンバースのオールスター(スニーカー)をマーリーにプレゼントしました。彼はさっそくコンバースを履いてみたのですが、その時『痛いっ!(アウチ!)』と叫びました」(ビル・オクスリー)

 スニーカーの中にはがんウイルスとバクテリアで汚染させた極小のカギヅメが仕込んであり、この時にマーリーの足はがんのウイルスに冒されたのだということだ。そしてメラノーマを発症し、その後全身に転移したということになる。

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