「ついに米軍が“昆虫”を生物兵器に使いそう」学者が告発! 運び屋の虫が病気をバラまき遺伝子強制変換… 影響は未知数!?
記事の筆頭著者である独マックス・プランク進化生物学研究所のGuy Reeves氏は、研究所のウェブサイト上でこの問題を理解・議論するための資料をまとめている(http://web.evolbio.mpg.de/HEGAAs/)。同サイトによると、近年、HEGAAs(horizontal environmental genetic alteration agents)と呼ばれる、水平伝搬による遺伝子組み換え技術が新たな生物兵器となるのではないかと警戒されているのだという。
水平伝搬とは、生殖を介さずに感染などによって他個体や他生物の遺伝子を取り込む現象をいう。組換えウイルスを使った野外実験は過去にも数回例があるものの、標的となる植物(または動物)に感染し、そのゲノムを操作するように遺伝子組換えされたHEGAAsウイルスが野外環境に使われた際の広がり方、安全性や影響は未知数である。また、もちろんDARPAが目標としている農業利用だけでなく、軍事目的に応用することも可能である。
さらに記事では、プロジェクトがウイルスをばら撒く手段として、当初から昆虫を検討していることにも疑念を表明している。プロジェクトではアブラムシ、ヨコバイ、コナジラミの3種類の昆虫の利用を検討しているというが、これらはウイルスを作物にばらまく害虫として知られている。これらの昆虫に、病原菌や災害に耐えられるように作物の遺伝子を操作するHEGAAsウイルスを組み込み、効率的かつ迅速にばら撒こうというのだ。
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2024.10.02 20:00心霊「ついに米軍が“昆虫”を生物兵器に使いそう」学者が告発! 運び屋の虫が病気をバラまき遺伝子強制変換… 影響は未知数!?のページです。米国、ウイルス、米軍、植物、生物兵器、昆虫、DARPA、HEGAAs、遺伝子改変などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで