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 ベリーなど実を結ぶ樹木の生存戦略は、その実を動物に食べてもらって種子を拡散し、生育圏を拡大することだ。この生存戦略に基づき樹木の実は特定の動物種に向けて「ここにいるよ! 私を食べて!」とメッセージを発信していることが徐々に明らかになっている。


■色と匂いで“お得意様”を呼び込む

 草木と生物の絶妙な協力関係で成り立っているのが森の生態系だ。豊かな森には実を結ぶ果物もよりどりみどりだが、どうしてこれほどの種類があるのか。

 チンパンジーなど果物が主食の動物を果実食動物(frugivore)と呼ぶが、実をならす樹木にとって果実食動物の中でも特定の“お得意様”がいるのかどうか、またどういう戦略で“お得意様”にその実を食べさせているのかを探るといった興味深い研究が最近になって相次いで発表されている。

 米デューク大学の進化生態学者であるキム・バレンタ氏をはじめとする国際的な研究チームが、先日専門誌「Biology letters」で発表した研究では、ウガンダの「キバレ国立公園」とマダガスカルの「ラノマファナ国立公園」と、共に自然保護を目的とした森林公園で果樹と果実食動物の関係を、その実の色の観点から探っている。

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「キレル国立公園」のチンパンジー 「Wikipedia」より

 キバレ国立公園に生息するサルと類人猿たちは、ほぼ人間と同様に光の三原色を知覚できる視力を備えているといわれている。一方でラノマファナ国立公園に生息している主な果実食動物はキツネザル(lemur)なのだが、このキツネザルの目は赤と緑の色の区別が困難な「赤緑色盲」であるといわれている。とすればこの2つの森の果樹の果物は色に違いがあるのだろうか。

 研究チームはこの2つの森林公園に赴き、現地で実っているあらゆる種類の熟した果実と熟す前の果実、そして果実の“背景色”となる木の葉を収集して分光器を使ってそれぞれの色を分析した。そして分析の結果、果物の色は“お得意様”に発見されやすいように最適化されていることが判明したのだ。

 ウガンダのキバレ国立公園の果物はレッドベリーに代表される赤=緑スペクトルの色合いで実っており、この森の“お得意様”であるサルと鳥たちに発見されやすくなっている。

コメント

1:トランプ大統領2018年10月18日 01:38 | 返信

タビビトノキの種とやらは、人間は食べられるのか?青い色は珍しい。
なんだ?旅人の服みたいな名前は!変な名前だ。

人間はどうやったら、お得意様になれるのか?
植物とお近づきになれば、専用の食べ物になってくれるというのか?
野菜や果物などお得意様を強制的に作っている人間は人食い人種のお得意様のような気がする。
鍋料理のしめにうどんや雑炊を作って汁まで残さず食べ切り、食後にアイスを食べるなど
あり得ない量を食べることが出来て、三度の飯を食って太らされ
終末思想で洗脳し、UFOで拉致され食べられるというか、共食いというか
頭が悪くなるように品種改良されてお得意様になっている気がする。
人間はもはや生物とは言えない。AIによって支配を受けた人間はゲームの駒であり
ピクミンのような感じだろう。すでに宇宙人のお得意様と化している。

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