2018年最高の「錯視動画」10選(後編)! 脳が完全に痺れまくる激ヤバ作品ばかり… 日本人が最優秀賞を受賞!
3位:A Worm’s Eye View
3位の賞は、英サンダーランド大学のマイケル・ピカード氏とガープリート・シン氏によって作成された「A Worm’s Eye View」だ。この作品は、方向と色によって人間の脳に錯視を起こさせる。
動画の中のヘビは濃淡のはっきりした縞模様だ。そしてこのアニメーションは4コマだけで作られ、全く動いていないにもかかわらず、見る人にはヘビが動いているように見え、また色によっては動きが逆転したようにさえ見える。このような錯視が起こる理由は、人間の脳の前景と背景への認識に起因するという。
ある方向へと動いたと人間の脳が錯覚するのは、2色の中でより目立つ色を前景、そしてより目立たない色を背景としてヒトの脳が認識するからであるとピカード氏とシン氏は説明している。
2位:Movement Illusion With a Twist
この作品は、英シティ大学ロンドン校とウェスト・イングランド大学のデビッド・フィリップス氏、プリシラ・ハード氏、クリストファー・タイラー氏によって制作されたアニメーションだ。
この錯視画像は、上に動いているように見える斜めの菱形ドットのストライプから始まる。しかし画面に青い水玉が加わると、ストライプは右に移動し始める(ように見える)。次に同じ青い水玉を背景に逆三角形を置くと、その逆三角形は拡大し始める(ように見える)。
「アニメーションが変化するにつれて、画像とその動きは、私たちの網膜をただ横切るように流れていきますが、私たちの脳はそれらによく同調しているのです」とフィリップ氏は科学誌「サイエンティフィック・アメリカン」誌に語った。また錯視は、前方と後方の動きが両方とも方向に関連していて、かつ異なる動きをしている時に起きる可能性があると説明した。
※ 次のページは、ついに日本人が受賞した2018年ベスト錯視だ!!
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