ゴーン後継者候補ブルーノ・ゴルニッシュの“極右経歴”が本気でヤバい! 杉田水脈と親密、日本人妻、ホロコースト発言… その正体とは!?
3日、産経新聞の報道によると、日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)の報酬過少記載事件で、逮捕容疑の平成22~26年度分の約50億円とは別に、27~29年度の直近3年分でも報酬を約40億円過少に記載した疑いがあるとして、東京地検特捜部が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑でゴーン容疑者と、側近で前代表取締役のグレゴリー・ケリー容疑者(62)を再逮捕する方針を固めたことが分かった。過少記載の総額は計8年間で計約90億円に上る見通しだ。
今や容疑者になったカリスマ経営者、カルロス・ゴーン氏逮捕の衝撃はまだまだ冷めやらないが、“空位”となってしまったルノー、日産、三菱自動車にまたがる影響力絶大なポストの後継候補に、なんとフランスの極右政治家の名前が挙がっているという。
■次期ルノー会長候補に極右政治家か?
有価証券報告書の虚偽記載容疑で東京地検特捜部に逮捕され、現在勾留中のカルロス・ゴーン氏。ルノー、日産、三菱自動車の経営に暗雲が立ち込める事態に発展しているが、その後継を担う候補者として、フランスの右翼政党「国民連合(旧国民戦線)」の実質的ナンバー2とされるブルーノ・ゴルニッシュ氏の名前が挙げられていることを「フィガロ」紙をはじめとするフランスの各メディアが報じている。
ニュースサイト「International News」の記事によれば、ゴルニッシュ氏は数年前からルノーグループの株主であり、先ごろルノー側に「一刻も早く勾留中のゴーン氏に代わる会長を選出しなければならない」と要求している。そして、その候補者として自らの名を挙げているのだ。
ゴルニッシュ氏が自分こそ次期ルノー会長にふさわしいと主張する最大の理由は、日本文化への深い理解があるようだ。ゴルニッシュ氏は京都大学への留学経験があり、かつてリヨン第三大学で教授として日本文明論を講義するほどの知日家として知られている。ちなみに、妻は日本人で3人の子どもがあるということだ。
日本通であるゴルニッシュ氏が会長に就任することになれば、現在揺れ動いているルノーと日産、三菱自動車との関係改善に好影響を与えるという経営陣の目算も働くのかもしれない。
欧州議会議員(MEP)も務めるゴルニッシュ氏だが、フランスの“極右政党”の事実上のナンバー2が会長に就任したとして、ルノーのイメージアップにつながるかどうか。今後の動向に注目を要する。
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