アナログ腕時計だけが25分進んでいた! 三角形UFOと遭遇した米軍関係者を襲った「時間のズレ」をFBI文書が記録

夜の山あいを走っていた2人の米軍関係者が、稜線の上に赤い光を見た。その光は、彼らの腕時計に説明のつかない「25分のズレ」を残していったという。
米政府が新たに公開したUAP(未確認異常現象)関連の文書群に含まれるFBIの報告書が、そんな奇妙な遭遇事案を記録している。
目撃されたのは、暗視装置を通してはじめて正体がわかる三角形の光だった。
稜線に灯った赤い光、暗視装置が暴いた「三角形」の正体
事案が起きたのは今年に入ってから、場所は米国西部とされる。夜間の偵察走行に出ていた2人が、まず西側の山脈の稜線あたりに浮かぶ赤い光に気づいた。
高度はおよそ5000〜7000フィート(約1500〜2100メートル)。その不気味な光球は、ほどなくして単独ではなくなる。同様の物体が6〜10機ほど、今度は彼らの真上に現れたのだ。
FBIの報告書によれば、これらの光は最初の光と歩調を合わせるように「同期」し、東から南東方向へ移動していった。うち1つは急降下し、残りは再び集まったのち、闇の中に溶けるように消えたという。
異様なのはここからだ。観測者の一人が暗視装置を覗いたところ、1つに見えていた赤い光は、実際には三角形あるいは菱形に配置された3つの独立した光の集合体だった。しかも密集した編隊を崩さないまま動いていたという。
さらにその直後、わずか1000フィート(約300メートル)ほど先の地表近くで、2つの光が明滅し、そして消えた。
アナログ時計だけが25分進んでいた
現場を離れ、車を走らせながら時刻を確認したとき、二度目の驚きが待っていた。
一人が身に着けていた機械式のアナログ腕時計が、同行者のデジタル時計、車のダッシュボードの時計、そして双方の携帯電話より、きっかり25分進んでいたのである。
本人は、その日ずっと自分の腕時計を確認しており、それまでは正確だったと主張している。つまり時計がじわじわ狂っていったのではなく、あの遭遇の前後で一気に「飛んだ」ことになる。
UFO遭遇談には昔から「ミッシング・タイム(失われた時間)」——気づけば数十分が説明できないまま消えている——という定番のモチーフがある。だが今回は逆だ。時間が失われたのではなく、機械式時計の側が勝手に先へ進んでいた。
25分。長すぎず短すぎない、この中途半端な数字が、かえって生々しい。

電磁的な作用か、極秘計画か、それとも異星の技術か
この現象について見解を示したのが、ハーバード大学の理論物理学者アヴィ・ローブ氏だ。
ローブ氏は、強力な電磁的作用が機械式時計の動作を乱し、一方でデジタル機器には影響を残さなかった可能性を指摘している。
その上でローブ氏は、光の正体について3つの可能性を挙げる。
第一に、敵対国が開発した技術である可能性。もしそうなら国家安全保障に直結する問題であり、正体を把握しておく必要があるという。
第二に、米国自身が抱える「ブラックプロジェクト」——公表されていない極秘の開発計画である可能性。
そして第三に、地球外の技術が姿を現したという可能性で、仮にそうであれば途方もない科学的発見になるとの見方を示した。 今回の文書群は、トランプ政権が進めるUAP情報公開の新たな波として世に出たものだ。
米戦争省のピート・ヘグセス長官は、機密の壁の裏に置かれ続けてきた記録が正当な憶測を呼んできたと認めた上で、米国民自身の目で確かめるべき時が来たとの考えを示している。
公開された事案の中には、2002年にアフガニスタンのバグラム空軍基地で記録されたものもある。午前4時30分、全長500フィート(約150メートル)に及ぶ三角形の物体が音もなく頭上を通過し、そのとき星々が突然見えなくなったとパイロットは証言している。
24年の時を隔てて、アフガニスタンの空と米国西部の山脈に現れた「三角形」。それが敵国の兵器なのか、自国の秘密なのか、あるいはまったく別の何かなのかを、いまだ誰も答えられていない。
確かなのは、その夜、一人の兵士の腕の上で時間が25分ぶんだけ狂ったという事実が、政府の文書に記録として残されたということである。
参考:Daily Star、ほか
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