「UFOを真剣に研究しろ」「米中露は宇宙人の技術を渇望」 元国会議員・国際政治経済学者の浜田和幸が“地球と人類の未来”に警鐘(インタビュー)
■宇宙人やUFOをもっと真剣に研究せよ!
――なるほど。“外の世界からのメッセージ”という言葉からは、SF的な響きが感じられます。先生もそういった話はお好きなのですね?
浜田 私がアメリカにいた頃、SFの大作家で天文学者でもあるカール・セーガンさんと話す機会がありまして。もう亡くなったけど、『コンタクト』の著者ですね。彼は、軍事的な力によって世界を支配しようというアメリカの姿勢に対して一貫して危惧を表明していました。
アメリカには「未来研究議員連盟」という組織があって、まだ上院議員だったアル・ゴア(後に副大統領)が会長をしていた時、私やセーガンさんらが呼ばれていろいろ議論したことがあるんです。そこでは、やっぱり力による奢り――自分たちが狙った結果を得るためには、自然や気象のコントロールさえ当たり前という――が蔓延していた。私もこれからは、そんな考え方に対して警鐘を鳴らすことが必要だと思っています。
――先ほど少し言及された“地球外の生命”について、見解を詳しくお聞かせください。
浜田 これだけ広い宇宙ですからね~。それこそネバダ州の「エリア51」にまつわる噂じゃないけれど、宇宙からもたらされる技術のような、人類がまだ獲得していないものを、みんな渇望しているわけですよね。アメリカもロシアも中国でも……。
――アメリカのCIAなどは、本気でUFOを調べていますよね。
浜田 そうですね。この前、ウエストバージニア州でUFOに関する国際会議が開かれて、私も参加したんですが、そこには国防省でさまざまな戦略立案に関わる人たちも来ているんですよ。でも、それ以上に何が驚いたかというと、最近は世界各国で「宇宙人にアブダクション(誘拐)された」あるいは「常に宇宙人とコンタクトしている」という人たちが飛躍的に増えているらしいのです。
その会議中、イギリス出身だけど、今はオーストラリアに移住してアブダクション専門のコンサルタントをしている女性医師に出会いました。その人の話によると、宇宙人にさらわれた経験があって、宇宙船の中でこういうことをされたとか、自分の家族がすでに宇宙人とコンタクトしているとか、そういう話をする人たちが一般社会では正当に扱ってもらえず、学校でも職場でも地域でも疎外されてしまっているようです。そこで彼女は、すでに3000人を超える被害者たちに心理的治療を行ったと。そして被害者たちと面談し、直接いろいろ話を聞くうちに、不思議な共通点があることに気づいたというんですね。各方面で今、こういった方たちが真剣に研究を行っているわけです。
それに、実は国際政治の舞台でも不思議なエピソードはたくさんあって、かつて(沖縄も含めて)核ミサイルがいろいろな場所に持ち込まれていた冷戦時代、司令部から「もう核のミサイルボタンを押せ」とか「核ミサイル発射の準備をしろ」という命令が現場に下されると未確認飛行物体が現れ、通信の電波が妨害されて発射まで至らなかったという話もよく耳にします。
なぜたくさんの人々が宇宙人と接点を持っているのか、そこにはどんな意味があるのか、私は、こういった話こそ真面目に分析しておく必要があると思うのです。最近は実名で発信する人々もいるようですし、これからもっと盛り上がれば良いと思います。
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2024.10.02 20:00心霊「UFOを真剣に研究しろ」「米中露は宇宙人の技術を渇望」 元国会議員・国際政治経済学者の浜田和幸が“地球と人類の未来”に警鐘(インタビュー)のページです。百瀬直也、ケムトレイル、CIA、エリア51、エイリアン、アブダクション、ホーキング博士、人工地震、国会議員、浜田和幸、アル・ゴア、カール・セーガンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで