人間の目はたった1つの量子さえ見えることが判明! 人間に備わる超感覚が次々判明、“開発”方法は●●にあり
2019.01.21 12:00
■深まる仏教と量子論の相似性
しかし、人間がいくら優れた知覚能力を持っていたとしても、それらは“開発”されなければ宝の持ち腐れになってしまう。
米マサチューセッツ工科大学の人類学者であるウィリアム・ブッシェル氏は、インド=チベット仏教の瞑想によって視覚能力が高まり“光子”を見ることができるとかつての研究で指摘している。十分にトレーニングされた瞑想者は分割できない光の分子、つまり光子を知覚することができるということだ。これは現象の本質への鋭い洞察を達成するために知覚能力と注意力を瞑想を通じて発達させるという、より大きな意味での仏教の目的の一部であるという。
画像は「Wikimedia Commons」より
仏教の教義と量子論のメカニズムが不思議とかみ合うことが昨今よく指摘されているのだが、仏教の修行のひとつの目的が光子=量子的現象を“見る”ことにあったとすれば、仏教と量子論の相似性について納得のいく説明になるのかもしれない。
仏教と量子論の関連性が、人間の潜在的な高い知覚能力から明らかにされたこれらの一連の研究で、次の時代のサイエンスの新たな扉が開かれることを期待したい。
(文=仲田しんじ)
参考:「Psychology Today」、ほか
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