ロシア民間企業「S7スペース」社が“軌道宇宙基地”の建設着手! 惑星間交通の円滑化で火星旅行も余裕、深宇宙探査の新時代到来!

 NASAの最新鋭の火星探査機が着陸に成功したり、先日には中国の無人探査機が月の“裏側”に世界で初めて着陸するなど、宇宙開発競争が熾烈を極めている。ひょっとすると今後の宇宙開発では「スペースX」社などの民間企業がカギを握ってくるのかもしれない。ロシアの民間企業は宇宙基地建設に乗り出しているのである。


■ロシア民間企業が宇宙基地開発計画を発表

 ご存じの通り、地球上からロケットを打ち上げて大気圏外に出るのは一大事業であり、現在の技術水準では失敗のリスクもつきまとう。しかしいったん宇宙空間に出てしまえば、きわめて少ないエネルギーで各種の宇宙船や探査機の運用が可能になる。したがって今後の人類の宇宙進出にとって重要な足がかりとなるのが宇宙基地の建設なのだ。

 ロシアの民間運営企業「S7スペース(S7 Space)」は先日、将来の惑星間交通を見据えた衛星軌道上の宇宙基地開発計画を発表すると共に、国内の私企業にプロジェクトへの参加を呼びかけている。

ロシア民間企業「S7スペース」社が軌道宇宙基地の建設着手! 惑星間交通の円滑化で火星旅行も余裕、深宇宙探査の新時代到来!の画像1画像は「YouTube」より

「我々は“軌道宇宙基地(Orbital Cosmodrome)”プロジェクトに取り組むための作業を開始しました。これを行うために、我々は長期の有人任務において国内の宇宙計画によって得られたすべての経験を有効活用することを提案しています」と同社のスポークスマンはフェイスブックを通じてアナウンスしている。

 同社によれば、新しい軌道宇宙基地は惑星間宇宙輸送システムにとって極めて重要な施設になるという。なぜなら軌道宇宙基地は地球から200万キロメートル以上離れた“深宇宙”探査に必要不可欠なものであるからだ。

ロシア民間企業「S7スペース」社が軌道宇宙基地の建設着手! 惑星間交通の円滑化で火星旅行も余裕、深宇宙探査の新時代到来!の画像2画像は「YouTube」より

「軌道宇宙基地は惑星間宇宙船と地球の人工衛星の整備と燃料補給のためのトランジットハブ、研究室、訓練場と観光センターになるでしょう」(S7スペース)

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