「ポールシフトが超絶進行中」世界中が今さら報じる、トカナは大昔から指摘! 文明崩壊、がん患者増加、気候変動激化も!?

「デンバー国際空港(米コロラド州)では、開港以降の22年間で方位はちょうど2.5度ズレています」と元デンバー国際空港の広報官、ヒース・モントゴメリー氏は今回のアップデートに際して言及している。

 北磁極の移動の原因は地球内部にある高温で煮詰まった鉄とニッケルの液状化でドロドロした“海”の層の“海流”によるものである考えられている。この地球内部の“海流”の動きは電界を発生させて磁極に影響を及ぼすのである。ではこのまま北磁極が移動を続けたらどうなるのか? その先に待っているのは、北磁極と南磁極が逆転する“ポールシフト”だ。

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「Daily Mail」の記事より

■ポールシフトが起こると地球はどうなるのか

 科学界の一般的な理解では、地球の磁場がひっくり返る現象であるポールシフトは20万~30万年おきに発生していると考えられているのだが、何とも不気味なことに一番最近のポールシフトは78万年前であるという。つまり地球の歴史的にはポールシフトはいつ起こっても不思議ではないのだ。

 ではポールシフトが起こると我々にどんな影響が及ぶのか。英・リバプール大学のリチャード・ホルム教授によれば、ポールシフトによる磁場シールドの乱れによって、地表に降り注ぐ宇宙放射線量が現在の2倍になることを指摘している。これによってがん患者がわずかではあるものの増えることを予測している。

「とはいってもフロリダのビーチで1日中寝るよりも放射線量はずっと少ないです。もしポールシフトが起こったら、防御方法は大きなチューリップハットをかぶることでしょう」(リチャード・ホルム教授)

 そしてホルム教授によれば今現在、すでにポールシフトは起こっているのだという。

「地球上で特に磁場が弱くなるブラジル上空の南大西洋異常帯(South Atlantic Anomaly, SAA)は依然として問題です」(リチャード・ホルム教授)

 南大西洋異常帯とは地球上で最も磁場が弱体化している場所で、それゆえに放射線量が異常に多く検出される。つまりポールシフト後の地上環境を先取りする場所であるのだ。

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