大阪「アビス」の現状がヤバすぎる! 報道と違う“ミナミの闇”と、準暴力団44団体との最新情報入手!
トカナで何度も報じてきた準暴力団事情。新たな逮捕者が出るなど、その動きがまた慌ただしくなってきた。
昨年、準暴力団として認定されている「アビス」の幹部らが一斉に摘発された事件は記憶に新しい。その一連の流れで今月6日、新たに「アビス」の幹部とされる菅野義秀容疑者(23)ら3人が、傷害、凶器準備集合などの疑いで大阪府警に逮捕された。
捜査関係者の話によると、昨年8月に対立するグループを襲撃する目的で金属バットなどを持ち歩き、相手を襲撃した疑いが持たれているという。3人は容疑を認めている模様。
ミナミでは準暴力団が勢いを増した昨年6月以降から彼らを準暴力団と認定し、取締りを強化し、一連の摘発でアビスは計59人が逮捕・起訴などされ「壊滅状態」と宣言しているが、実際はどうなのだろうか?
■まだ相当数の準暴力団が存続している!
本題に入る前に、準暴力団として認定されている団体は公表されている数字の数倍にも上る、と過去記事で報じたが、ここでその数字を明らかにしておきたい。
警察庁に準暴力団として認定され、名前が公表されている組織は、関東連合、怒羅権、打越スペクターOB、大田連合OBの4団体。準暴力団として認定されたことを非公式に認めているのはアビス、アウトセブンの2団体である。しかし、実際に警察庁が準暴力団として認定している数は東京、大阪を中心とした“44団体”にのぼる。
警察庁が発表を踏みとどまっているのは、第一に取締り上の理由から、そして、発表したことで準暴力団としての“箔”をつけさせることを恐れているからだ。
警察庁が名前を明かさない代表的な団体は、大阪のKグループなどだ。その名前は古くから「組織に属さない愚連隊」として通っており、暴力的な事件も起こして逮捕者も出している。いずれにしても、まだ相当数の準暴力団が存続していることは間違いない。
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