池江璃花子選手の回復を祈る全国民必読!「祈りの効果」の科学的実験結果、祈られた人とそうでない人の差は?
ビルド教授の実験結果は、祈りに他者の回復を助ける働きがあることを確かに示していると言えそうだ。しかし、この結論に対し批判の声も上がっている。その大きな理由は、他の研究者が行った実験では、祈りを受けた患者も祈りを受けていない患者も回復に大きな差が見られなかったためだ。

たとえば、「The Atlantic」(2017年10月5日付)によると、ハーバードメディカルスクールなどが行った10年間に渡る長期研究では、祈りを受けたグループと祈りを受けていないグループに分けられた1800人の心疾患患者に回復の違いは見られなかったという。さらに、米シラキュース大学が2006年に行ったメタアナリシスでも、14の類似研究において祈りの目立った効果は認められないと結論付けられているそうだ。
ということは、祈りには全く効果がないか、あるとしても薄いという科学的結果が出ている。池江選手のためには、祈るだけでなく募金や骨髄バンクへのドナー登録を優先した方が良いだろう。
(編集部)
参考:「Positive Therapeutic Effects of Intercessory Prayer in a Coronary Care Unit Population」、「The Atlantic」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊池江璃花子選手の回復を祈る全国民必読!「祈りの効果」の科学的実験結果、祈られた人とそうでない人の差は?のページです。祈り、病気、研究、医学、白血病、競泳、池江璃花子などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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