殺人を犯した“いい人”たちの闇 ― 友だちになれそうな死刑囚を犯罪ジャーナリスト片岡健が語る!

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■殺人を犯したいい人たち 植松聖は一緒にいて楽しい人

——殺人犯の中にもいい人だなという人はいましたか?

片岡 いい人が多かったですね(笑)。伊藤も律儀でいい人だし、手紙だけの付き合いですが、「冤罪のヒーロー」と呼ばれた後に殺人事件を起こした小野悦男もすごくいい人でした。僕は広島に住んでいるんですが、広島が豪雨で災害に遭った時、「災害がありましたが大丈夫ですか?」と気遣う手紙をわざわざよこしてくれました。 

——本書のなかに登場する死刑囚のなかでいい人って誰ですか?

片岡 植松聖なんかは悪い人間ではないですよね。いい人というか人当たりがいい人ですよね。もちろん、彼が犯した罪は重いし、やったことは悪いことだと思いますが、本人は自分がやったことは正しいと本気で思い込んでいて、悪い人間というより「善悪の基準が普通と違う人間」という印象なんです。

植松聖。画像は「The Guardian」より引用

——一緒にいたら楽しそうな人ですか?

片岡 そうですよね。一緒にいると面白くて友達になれそうなタイプです。彼のフェイスブックとかみていると友達も多いし、人気者だった。イケてるグループにいましたし。

——ぱっと見た感じもおしゃれですよね。

片岡 友達もかっこいいし、可愛い女子と一緒にいるしキラキラしていますよね。どちらかといえばイケメンです。ただ、整形しているという噂情報もありましたが。

——整形しているってわかりましたか?

片岡 わからないですね。植松は整形のことは語らなかったし。ただ、自分の顔にものすごくコンプレックスを持っていて、異様に美醜にこだわりがあるところなんかは闇が深そうですけれどね……。

インタビュー第3回へ続く

(取材・文=白神じゅりこ)

画像は「Amazon」より引用

片岡健(かたおか・けん)
1971年生まれ。大学卒業後、編集プロダクションなどを経て、フリーのライターに。現在は全国各地で新旧様々な事件を取材している。広島市在住。編著に「絶望の牢獄から無実を叫ぶ ―冤罪死刑囚八人の書画集―」(鹿砦社)。最近会ったその他の主な死刑囚(含む未決)に、土屋和也(前橋高齢者3人殺傷事件)、山田浩二(寝屋川中1男女殺害事件)、西口宗宏(堺市資産家連続殺害事件)など。


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★白神じゅりこ
オカルト作家・コラムニスト・ライター。ジャンルを問わず幅広く執筆。ジャンルを問わず幅広く執筆。世の中の不思議を独自の視点で探求し続けている
・ ブログ「滅亡日誌
・ Deep Red ホラーチャンネル番組『白神じゅりこの「ほんとにあったリアル都市伝説」

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