【ガチ】「客観的現実は存在しない」量子実験で判明してしまう! 複数の現実が存在か…神の存在も示唆する結果に!

画像は「getty images」より引用

 

 客観的現実は存在しない――量子論の実験結果に世界中に衝撃が走っている。

 1961年、ノーベル物理学賞の受賞経験を持つユージーン・ウィグナーは、「ウィグナーの友人」と呼ばれる量子論にまつわる奇妙な思考実験を行った。それはこういうものだ。

 

■ウィグナーの友人

ユージーン・ウィグナー。画像は「Wikipedia」から引用

 ウィグナーの友人は実験室で量子のスピンの向き――回転軸が縦軸であるか横軸であるか―を測定する。量子は観測される以前は縦軸の可能性も横軸の可能性もある重ね合わせの状態であるため、実験室から遠く離れた自宅にいるウィグナーにとって、実験室の量子はどちらの可能性も併せ持つ。ここで実験を終えたウィグナーの友人が電話で「実験が終わった」とウィグナーに伝えたとしよう。この時、ウィグナーの友人にとっては量子のスピンの向きは決定しているが、ウィグナーにとっては重ね合わせの状態が事実であり、(友人が結果を伝えない限り)測定はされていない。すると、この量子は2つの現実を持つというパラドックスに陥る。

 思考実験「ウィグナーの友人」はこれまで“思考実験”にとどまっていたが、米マサチューセッツ工科大学が運営するメディア「MIT Technology Review」(3月12日付)によると、昨年オーストリア・ウィーン大学のカスラブ・ブルックナー氏が、これを実験室で再現する方法を思いついたという。そして今年に入り、英ヘリオット・ワット大学の博士課程に在籍するマッシミィアーノ・プロイエッティ氏が実際に実験を行い、量子もつれ状態にある6つの光子を使用し、2つの現実を生み出すことに成功したそうだ。ウィグナーの予想は完全に当たっていたのだ。

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ