花粉症よりキツい「大麻花粉」蔓延の可能性!
花粉症よりキツい「大麻花粉」蔓延の可能性! 死ぬ場合も… 大麻アレルギーが米で社会問題化!
1年で最も花粉が飛び交う季節を迎えているが、スギやヒノキばかりでなく、大麻でもアレルギー症状が起こることが確認されて今、アメリカで無視できない問題になっている。
■“大麻花粉症”が存在する
ベルギーのアントワープ大学と同大学病院の研究チームが2014年に発表した研究では、大麻でアレルギー症状が起こる可能性を指摘し、医療大麻の普及もあり、今後、大きな問題に発展すると警鐘を鳴らしている。
大麻の品種はカンナビスサティバ(Cannabis Sativa)とカンナビスインディカ(Cannabis Indica)の2つに大別されるが、問題になるのは主にカンナビスサティバのほうで、大麻の吸引や摂取はもちろんのこと、大麻に触れたり空気中の大麻の花粉を吸い込んだりすることでもアレルギー症状を起こす可能性があるということだ。つまり、大麻を栽培している地域などでは“大麻花粉症”が起き得るのである。

大麻アレルギーの症状はほかの花粉アレルギーとほぼ同じで、アレルギー性鼻炎、涙目や目の充血、目のかゆみ、ノドのいがらっぽさ、皮膚の炎症などがある。
しかし、一般的な花粉症にはない重大なリスクもある。食物アレルギーで起こる症状の中で最も重症なものであるアナフィラキシーの症状が、この大麻アレルギーでも現れる可能性があるのだ。アナフィラキシーは最悪の場合、命に関わる状態にもなり得る。
■“大麻花粉症”はアメリカの一部ですでに現実問題
医療用大麻を処方されていたり、合法に大麻を楽しんでいるという場合は、アレルギーの原因が大麻にあることを特定しやすいが、やっかいな問題になるのがやはり“大麻花粉症”だろう。
米ネブラスカ州オマハでは大麻の商業栽培が多く行われているのだが、2000年に発表されたレポートでは、 同地域のアレルギー性鼻結膜炎と喘息症状を持つ127人の患者の61%が大麻アレルギーのテストで陽性反応が出たということだ。すでに、現実問題として“大麻花粉症”は起きているのである。
大麻の受粉シーズン中に大麻アレルギーを持つ者を無作為で調査したところ、期間中に73%が呼吸器系疾患を患っていたということだ。

一度症状が出るとそれが徐々に酷くなる“感作(sensitization)”も起こり得ることも示唆されている。 また、大麻の消費量が多い者ほど、アレルギーを発症する割合が高くなっていることもわかっている。
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